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【写真で解説】AEDの手順を知っておこう!

  • 公開日: 2017/10/14
  • 更新日: 2020/3/26

AEDでの除細動は看護師が行うこともあります。音声に従って行う、という簡単なものですが、注意しなければならないポイントもあるので安全に使用するため、しっかりと理解することが必要です。


●VFに対して、胸骨圧迫+用手換気を行っている状態を前提とします(胸骨圧迫+用手換気からの一連の流れを紹介します)
●実施者は、患者さんの脇に立つなどし、胸骨圧迫+用手換気の邪魔にならないような場所で行います
●1歳以上〜6歳未満の小児患者には、小児用パッドを使用します
AEDでの除細動実践写真

必要物品

AED本体、(必要であれば)タオル、カミソリ、ベビーパウダー
●今回は使い捨てパッドを使用します

1、AEDのふたを開けます

まず、意識・呼吸状態を確認するようアナウンスがあります。
次に、パッドを取り出し患者さんに装着するようにアナウンスがあります。
AEDのふたを開け準備している写真

2、音声に従い、患者さんの前胸部を露出させ、パッドを貼り付けます

患者さんの前胸部を露出させ、パッド装着している写真
ポイント!
●放電の際に火傷してしまうことがあるため、金属類・貼付している薬剤などはすべて取り除きます。
●水分が残っていると十分な効果が得られない可能性があるため、汗はタオルで拭き取ります。
●パッドを皮膚に密着させることができないため、貼付場所に毛が多い場合は剃るなどして取り除きますが、予備パッドを使用して毛を剥がすことも可能です。
●パッドを貼る位置は、第2〜3肋間胸骨右縁と心尖前腋下線上、または胸部誘導V1とV4上です。

ここに注意!
●機械に影響出る可能性や、十分な効果が得られなくなることがあるため、ペースメーカー・ICDがある場合は、その上を避けて貼り付けます。

3、AEDが解析するのを待ちます

解析中であることを伝えるアナウンスがあります。
患者さんに触れないよう離れて待機している写真
ポイント!
●ノイズにより誤解析を起こすことがあるので、解析中は患者さんに触れないようにします(AEDからも同様のアナウンスが流れます)。

4、必要があれば、直ちに除細動を行ないます

解析の結果、除細動が必要であれば、充電に移行することを伝えるアナウンスが流れます(今回はVFのため除細動を行います)。

5、患者さんの身体から、酸素と周囲の人が離れていることを確認し、放電ボタンを押します

患者さんから離れ、ボタンを押すようアナウンスがあり、ショック後は終了したことを伝えるアナウンスがあります。
患者さんの身体から、酸素と周囲の人が離れていることを確認し、放電ボタンを押す写真
ポイント!
●実施者も声を出して患者さんに触れているものがないかを確認することで、自分と周囲の人間が感電することを防ぎます。

6、除細動後は直ちに胸骨圧迫+用手換気を再開します

胸骨圧迫+用手換気を再開している写真

7、2分間経過すると、AEDが再び解析を行います

こう対応する!
●医師が到着するまで3〜7を繰り返し、循環血液量を保つために胸骨圧迫が途切れないようにします。
●なんらかの反応がみられた場合は、再び必要になったときのために、パッドは装着したまま、脈拍・呼吸・意識の確認を行い医師の到着を待ちます。
ポイント!
●急変時はルート確保が困難なケースが多いですが、薬剤を正確に体内に送りこむため、なるべく早い段階で、できるかぎり太い針でルートを確保します。

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