1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. 厚生行政ニュース
  5. [医薬品] 抗がん剤ニボルマブなどの重大な副作用に結核を追加 厚労省

【連載】MC+(厚生行政ニュース)

[医薬品] 抗がん剤ニボルマブなどの重大な副作用に結核を追加 厚労省

  • 公開日: 2019/6/7

 厚生労働省は6月4日、抗がん剤の「ニボルマブ(遺伝子組換え)」やトリプタン系の偏頭痛治療薬などについて、添付文書の使用上の注意の改訂を指示する通知を、日本製薬団体連合会宛に送付した。抗がん剤の「ニボルマブ(遺伝子組換え)」と「ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)」は、慎重投与の対象に結核の感染または既往がある患者を、重大な副作用に結核を新たに記載(参照)。同じく抗がん剤の「アベルマブ(遺伝子組換え)」は重大な副作用に膵炎を追加する(参照)。トリプタン系薬剤は、「重要な基本的注意」の項に頭痛に関する記載を追加。トリプタン系薬剤の投与で頭痛が悪化することがあるため、頭痛が改善しない場合には、「薬剤の使用過多による頭痛」を疑い、投与中止などの適切な措置の実施を求める。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

[医療提供体制] 待てない手術「分散化を」 社保審医療部会で神野委員

 厚生労働省は15日、新たな地域医療構想に関するこれまでの検討状況を社会保障審議会・医療部会に報告した。それを受けて全日本病院協会副会長の神野正博委員は「待てない手術」を行う医療機能は、地域の中で「分散化」を進めるべきだと主張した。 15日の医療部会では厚労省からの報告を受けて委

2024/11/21