1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. 厚生行政ニュース
  5. [がん対策] 老化が発がんのリスク要因に、メカニズム一部解明 国がん

[がん対策] 老化が発がんのリスク要因に、メカニズム一部解明 国がん

  • 公開日: 2019/9/9
  • 更新日: 2021/1/6

 国立がん研究センター(国がん)は5日、細胞の老化が発がんのリスク要因となるメカニズムの一部を、発がん・予防研究分野の研究チームが解明したと発表した。
>> 続きを読む


これにより、予防できないと考えられていたがんについて、損傷したDNAの修復を促すことなどにより予防できる可能性があるとしている。
  国がんの研究チーム(責任著者・吉岡研一主任研究員)は、細胞の老化によりDNA修復能力が低下し、DNAの損傷が蓄積して変異のリスクが上がり、がんを発生させることを見いだした。
国がんは、これまでの研究において、老化と発がんの関係を明確に示したものはなく、本研究で明らかになったとしている。
 発表論文は、2日付「Nature communications」に掲載された。
  がんの発生要因には、喫煙や飲酒など生活習慣によるものと、そうでないものが挙げられる。
生活習慣によらないものはリスク要因が明確ではなく、遺伝子の変異も無秩序であることから予防できないと考えられていた。
国がんは、この研究結果により、損傷したDNAの修復を促すなどの方法で予防できる可能性を示唆した。
  また、老化に起因するがんは、ゲノム不安定性を伴い変異導入されることがこの研究で示されたことから、今後は損傷したDNAの修復によるゲノム安定性の保持について研究を進め、新たながん予防応用へ研究を展開する方針だ。
 

(厚生政策情報センター)

この記事を読んでいる人におすすめ

新着

[医療提供体制] コロナ入院受入医療機関への緊急支援事業の改正で事務連絡

NEW

 厚生労働省は25日、新型コロナウイルスの感染患者などの入院受入医療機関への緊急支援事業の一部改正を都道府県に事務連絡するとともに、関連のQ&Aを出した。同事業で補助の対象となる経費について、処遇改善を行う場合、従前から勤務する職員の基本給も該当するほか、その職員が新型コロナに対

2021/1/28