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[医薬品] ザイティガ錠とザルティア錠、取り違えで注意喚起 PMDA

  • 公開日: 2019/9/13
  • 更新日: 2021/1/6

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は製薬企業4社の情報提供を受け、医薬品の販売名類似による取り違え防止に関する注意喚起をホームページに掲載した。>> 続きを読む


前立腺がん治療剤のザイティガ錠(アビラテロン酢酸エステル)と、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤のザルティア錠(タダラフィル)の選択ミスの事例を取り上げ、再発防止を呼び掛けている。 
 PMDAでは2014年9月から、「ザイティガ錠250mg」(製造販売元・ヤンセンファーマ、プロモーション提携・アストラゼネカ)と「ザルティア錠2.5mg/ザルティア錠5mg」(製造販売元・日本イーライリリー、発売元・日本新薬)の、販売名類似による取り違えについて注意喚起してきたが、19年7月末までに18件の処方間違い・薬剤取り違え事例が報告されている。 
 前立腺がんの疑いで医療機関を受診した患者への処方事例では、患者は精査の結果、前立腺肥大症と診断され、治療が継続された。治療開始約半年後、医師が効果不足のためにザルティア錠を追加処方するつもりで、ザイティガ錠を処方してしまったことが報告されている。処方17日後に処方間違えに気付き、患者に連絡の上、服用を中止した。採血などの検査をして、特に異常はなかったという。その報告によると、当該の医療機関の処方オーダリングシステムでは、ザイティガ錠には「(腫)」の文字が付加されているが、医師は気付くことができなかったという。 
 PMDAは再発防止策として、処方オーダリングシステムの薬剤名検索方法について、▽一般名検索とする▽3文字以上を入力し、一致している薬剤のみを表示させる▽抗がん剤などは、先頭に特定の文字を入力し、該当する薬剤を表示させる(例として、「んざいて」を入力した時のみ、ザイティガ錠を表示させる)―などの工夫を図ることを提案している。 
 このほか薬剤師に対して、ザイティガ錠が処方されている際は、プレドニゾロンが併用されていることを確認することや、患者からどのような疾患で受診したかを確認することなどを呼び掛けている。

(厚生政策情報センター)

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