[医療提供体制] 保健医療AI研究開発の人材養成は「優先度高い」 文科省
- 公開日: 2019/9/19
文部科学省は13日、2020年度予算概算要求の新規事業に関する行政事業レビューシートを公表した。
保健医療に関しては、AI研究開発の加速に向けた人材養成の産学協働プロジェクトを取り上げている。この事業に対する国費投入の必要性については、「人工知能(AI)を含めた科学技術を保健医療分野において推進・活用できる人材の育成を推進するものであり、適切かつ優先度が高い事業である」としている。
レビューシートでは、この事業の目的について「人材育成に取り組む大学を支援することで、保健医療分野でのAI実装に向けた新たな拠点を構築する」と説明。医療系学部のある大学を中心に、民間企業や団体などの協力を得て、「医療現場のニーズ・知見を用いてAI技術開発を推進する人材を養成する」としているほか、医療現場における医療データを活用した機械学習や企業におけるAI技術の課題解決の応用を学ぶといった具体的な方向性を示している。
20年度に14億4,120万円を要求しており、24年度までに人材養成拠点を構築することを成果目標・成果実績(アウトカム)に掲げている。国費投入の必要性については、「我が国における医療技術の強みの発揮と保健医療分野の課題の解決(医療情報の増大、医師の偏在等)の両面から保健医療分野の領域におけるAI研究開発を加速するための支援と対策が必要とされている」といった見解を示している。
コスト削減や効率化に向けた工夫に関しては、「事業の中間評価の結果を各大学の経費配分に反映させるなど、効率化に努める」と説明。事業の有効性に関しても「支出先の選定に当たっては、公募を行い、最も効果的・効率的に実施できる者を選定する」としている。
この記事の資料はリンクからご確認ください。(行政事業レビューシート http://www.mext.go.jp/a_menu/kouritsu/detail/1421137.htm)(厚生政策情報センター)
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