[がん対策] 学会所属の消化器外科医、2040年にかけて39%減少の見通し
- 公開日: 2025/8/1
厚生労働省の「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」は7月25日、高齢化や生産年齢人口の減少が進む2040年を見据えたがん医療の提供体制に関する取りまとめ案を、おおむね了承した。日本消化器外科学会に所属する65歳未満の医師数がこのままだと25年から40年にかけて39%減少するという見通しを盛り込んだ。学会の試算に基づくと、提供体制の集約化やタスクシフトが進まなければ、手術療法の新たな担い手を少なくとも毎年900人確保する必要があるとしている。厚労省では、近く都道府県に通知し、地域ごとの検討を促す。
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