[医療提供体制] 病床数から「救急対応力」へ ~高齢者救急増と入院減が迫る地域医療の転換~
- 公開日: 2026/2/1
1.地域の救急医療は「高齢者対応」が最大の論点にこれまでの地域医療構想は、2025年を一つのマイルストーンとして、病床機能(高度急性期・急性期・回復期・慢性期)の「機能分化」と、「必要病床数」の推計に重点が置かれてきました。しかし、近年では都道府県担当者が向き合うべき論点は、病床の数そのものではなく、増加する高齢者の救急搬送に対して、地域の救急医療をどのような体制で面的に支えていくのかという点へと移りつつあります。本稿では、救急搬送の増加と入院患者数の減少が同時に進む中で、自治体が直面する医療提供体制再編の課題を整理するとともに、地域において高齢者救急に対応できる医療機関を育成・維持する上で求められる論点について解説します。
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