「肝硬変」の記事一覧
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腹水のある患者さんへの看護計画|肝硬変の患者さん
肝硬変により腹水がある患者さんへの看護計画 肝細胞は障害と再生を繰り返す過程で徐々に線維化が進行し、肝細胞の減少や血流障害などが生じて肝疾患の終末像が肝硬変と呼ばれています。肝硬変では、肝臓でのアルブミン合成能の低下により膠質浸透圧の低下や門脈圧の亢進が起こり腹水を生じま
肝硬変の分類・診断と看護ケアのポイント
【関連記事】 ● 【肝硬変】症状と4つの観察ポイント、輸液ケアの見極めポイント● 肝硬変の進行度・重症度はどの数値でわかる? 肝硬変とは 肝障害により肝細胞の破壊と再生が繰り返されると、徐々に線維化が起こり、肝臓本来の構造が破壊されます。その結果、肝臓
Child-Pugh分類
Child-Pugh分類 肝硬変の重症度判定には、Child-Pugh分類が用いられます。 (日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会 編集:臨床検査のガイドライン JSLM2015 検査値アプローチ/症候/疾患、p.318、2015.より引用一部改変)
肝硬変による腹水
▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア 肝硬変では、肝臓でのアルブミン合成能の低下により膠質浸透圧の低下と門脈圧の亢進が起こり漏出性の腹水が生じます。また、腹水や浮腫といった形で水が使用されるため、代償的に尿量が
腹水とは? 腹腔穿刺による水抜き
腹水の原因 腹水は、肝硬変やネフローゼ症候群、心不全などによって起こります。腹部の触診や、仰臥位と側臥位のそれぞれを打診すると、腹水が貯留していれば濁音の境界線が移動するため腹水の診断が可能です。また、腹部超音波検査によっても診断可能です。 腹水穿刺による腹水の性
【肝硬変】症状と4つの観察ポイント、輸液ケアの見極めポイント
肝硬変の症状と4つの観察ポイントについて解説します。 知っておきたい!肝硬変の主な症状 ● 全身の浮腫 ● 腹水 ● 低ナトリウム血症 ● ビリルビンの血中増加による黄疸 ● 血中のアンモニア貯留 【関連記事】 * 【肝硬変】メ
【肝硬変】メカニズムと検査値編
臨床の現場で検査値を活用していくためには、疾患のメカニズムとのかかわりを念頭に置きながら読み取っていくことが大切です。 臓器の働きや疾患がどのようにして起こるかを確認し、検査値の動きと読み取るためのポイントを解説します。 肝硬変のメカニズム 多くの肝細胞が壊死し