1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 消化器科
  5. 消化器疾患
  6. 肝疾患
  7. 肝硬変
  8. 【肝硬変】症状と4つの観察ポイント、輸液ケアの見極めポイント

【連載】輸液ケアを極める!

【肝硬変】症状と4つの観察ポイント、輸液ケアの見極めポイント

  • 公開日: 2014/10/30
  • 更新日: 2020/3/31

肝硬変の症状と4つの観察ポイントについて解説します。



知っておきたい!肝硬変の主な症状

  1. 全身の浮腫
  2. 腹水
  3. 低ナトリウム血症
  4. ビリルビンの血中増加による黄疸
  5. 血中のアンモニア貯留

【関連記事】
* 第4回 メカニズムと検査値編【肝硬変】
* 肝機能をみるために必要な検査データって?
* 肝硬変の進行度はどの数値でわかる?

肝硬変患者さんの4つの観察ポイント

ポイント1 肝機能を評価する

病状把握のための肝機能検査(AST、ALTなど)、血中のビリルビン、アルブミン、アンモニアを確認します。

ポイント2 全身状態を観察する

浮腫や腹水の状態、体重や尿量の変化、肝性昏睡の疑いがあれば意識障害や神経症状の有無と程度、その他前進症状を観察します。

ポイント3 電解質バランスをみる

浮腫や腹水により水分が血管外に漏出しているため、血中の電解質バランスが崩れていないかをみます。なかでもカリウムとナトリウムは、利尿剤使用後にもチェックが必要です。

ポイント4 血糖値と腎機能をみる

肝硬変では低血糖になる危険性があるので、血糖値をチェックします。また腎不全の危険性を考慮して、腎機能についても十分な注意が必要です。

輸液ケアの4つの見極めポイント

ポイント1 余分な水分を排泄

浮腫の改善に利尿薬を使用しますが、肝硬変の場合は抗アルドステロン薬を使うのが一般的です。

>> 続きを読む

この記事を読んでいる人におすすめ

新着

Child-Pugh分類

Child-Pugh分類 肝硬変の重症度判定には、Child-Pugh分類が用いられます。 (日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会 編集:臨床検査のガイドライン JSLM2015 検査値アプロー チ/症候/疾患、p.318、2015.より引用

2017/7/22