「HealthDay News」の記事一覧
15件/239件
脊髄損傷患者の運動制御と感覚フィードバックを同時に一部再現
脊髄を損傷すると、手足の動きを制御する能力(運動制御能力)と、手足からの感覚情報を脳へフィードバックする能力(感覚フィードバック)の2つの重要な能力が失われる。運動制御能力と感覚フィードバックの双方向の情報伝達機能は、脚や腕を協調させて動かす上で不可欠である。新たな研究で、
承認済みの薬が全身性エリテマトーデスの症状を大きく改善
米食品医薬品局(FDA)がループス腎炎の治療薬として承認済みの静脈内(IV)投与薬が、全身性エリテマトーデス(SLE)患者の症状を大きく改善することが、第3相臨床試験で明らかになった。この試験では、1年間に及ぶオビヌツズマブ(商品名ガザイバ点滴静注)による治療を受けた患者の
「医師確保計画のとりまとめ案」大筋で了承、外来医師過多区域を新設し国へ報告
厚生労働省(以下、厚労省)は3月3日に開催された第12回「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」で、2027年度から開始される「第8次医療計画(後期)」に向け、「医師確保計画の見直し等に向けたとりまとめ(案)」を提示し、大筋で了承された。 まず、医師少数
若年女性で膵がん増加の兆候、高齢者では手術も増加――全国データ解析
膵がんは依然として予後不良ながんの一つであり、その発症動向の変化が注目されている。今回、日本の全国データを解析した研究で、若い女性における膵がん罹患率の上昇を示す兆候が確認された。また、高齢者では膵体尾部切除を中心に膵がんの手術件数が増加していることも明らかになった。研究は
「医師養成数は削減を図る必要がある」議論の整理案を提示
厚生労働省(以下、厚労省)は2月25日に開催された「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(以下、検討会)で、医師養成数について「医師の養成数については、中長期的な見通しを踏まえつつ地域の実情等に配慮しながら削減を図る必要がある」と明文化した「医師確保計画策定
BMIでは見えない死亡リスク? 新体型指標の可能性
体格評価に広く用いられるBMI(体格指数)だが、その限界も指摘されている。近年、体型の丸みや腹囲を反映する指標であるBody Roundness Index(BRI)や、体型形状を考慮したA Body Shape Index(ABSI)が提案されている。今回、日本人約78万
医療機関機能報告は10月から、新たな地域医療構想のとりまとめ案が決定
厚生労働省(以下、厚労省)は2月20日に開催された「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」(以下、検討会)で、新たな地域医療のガイドライン策定に向けた議論のとりまとめ案を提示した。検討会は2026年3月中に「とりまとめ」を行い、厚労省は、とりまとめを踏まえ、年度内に「新
子宮頸がん検診、受診率は制度で変わる? 東京都51自治体解析
日本では子宮頸がんの罹患が増加する一方、検診受診率の低さが課題となっている。今回、東京都内の51自治体を対象とした研究で、検診受診率には大きな地域差があり、医療機関数や予約制度、HPV検査導入などの制度的要因が関連していることが示された。研究は、東京科学大学公衆衛生看護学分
地域がん診療連携拠点病院、新たに6病院を指定へ
厚生労働省は2月9日に開催された「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」(以下、検討会)で、都道府県から新規指定推薦があった6病院を地域がん診療連携拠点病院として新たに指定する方針を固めた。 地域がん診療連携拠点病院として新たに指定するのは▽国
脳卒中による障害が少ない側の腕を鍛えることで動作能力が向上
脳卒中後のリハビリテーション(以下、リハビリ)は、障害が大きい側の腕や脚の筋力や動作の回復に焦点を当てて行われるのが通常である。しかし、新たな研究で、比較的障害が少ない側の腕に焦点を当ててリハビリを行う方が、動作能力を大きく改善することが示された。米ペンシルベニア州立大学医
タケノコが血糖管理などの健康維持に役立つ可能性――ただし重要な注意事項も
タケノコが血糖コントロールをサポートするように働く可能性のあることが報告された。英アングリア・ラスキン大学のLee Smith氏らの研究によるもので、血糖コントロールのほかにも、タケノコには炎症抑制や消化促進、抗酸化作用などの働きがあるという。この研究結果の詳細は「Adva
医療DX推進体制整備加算などを廃止し加算新設、オンライン診療は要件厳格化へ
厚生労働省(以下、厚労省)は1月30日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2026年度診療報酬改定の個別改定項目案(いわゆる短冊)の修正案を提示し、中医協に了承された。これをもって、2月13日、中医協から上野賢一郎厚生労働大臣宛てに答申が行われる見通しだ。
祝日や年末に外傷は増える? 国内データが示す外傷の季節性
救急外来や外傷医療の現場では、患者数の増減が医療提供体制に大きな影響を与える。これまで外傷の発生には季節性があることが知られてきたが、祝日や年末年始といった社会・文化的イベントとの関係を、長期かつ日単位で検証した研究は限られていた。日本全国38万人超の外傷データを解析した本
認知症の有病率と発症率は2012年以降低下か――久山町研究からのメッセージ
高齢化が進む中でも、認知症は必ずしも増え続けるとは限らない。今回、久山町研究の長期疫学データから、認知症の有病率と発症率が2012年以降低下していることが示された。健診と保健指導が継続的に行われてきた地域特性を踏まえると、本研究は生活習慣病管理と認知症予防の関係を考える上で
隠れた心房細動の検出にスマートウォッチが有用
気付かれにくく危険性の高い心臓リズム障害である心房細動(AF)を検出する医師の能力が、スマートウォッチによって大きく向上する可能性を示した臨床試験の結果が報告された。同試験でApple Watchを装着していた患者では、医師がAFを発見する頻度が4倍に増加したという。また、