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「HealthDay News」の記事一覧

15件/206件

緑茶は脳を守る?12年間の追跡調査が示した認知症のリスク低下

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 お茶は世界中で広く消費されている飲料であり、含まれるカテキンやポリフェノールにはさまざまな健康効果が報告されている。今回、新たに、緑茶の摂取量が多いほど認知症のリスクが低下することを示す研究結果が報告された。緑茶の摂取が1杯増加するごとに4.8%のリスク減少が示唆されたとい

2025/8/16

慢性蕁麻疹に最も効果的な治療薬は何?

 皮膚に強いかゆみを伴う隆起した膨疹(みみず腫れ)が生じる蕁麻疹のうち、発症後6週間以上が経過したものを慢性蕁麻疹という。このほど新たな研究で、慢性蕁麻疹のかゆみや腫れの軽減に最も効果的な治療法は、注射用抗体薬のオマリズマブと未承認の錠剤remibrutinib(レミブルチニ

2025/8/15

幹細胞移植で移植患者の免疫抑制薬が不要に?

 米ミネソタ州出身のMark Welterさんは腎臓移植を必要としていたが、移植後は死ぬまで免疫抑制薬を服用し続けなければならないことに納得していなかった。免疫抑制薬は移植された臓器の拒絶反応を防ぐために不可欠ではあるものの、頭痛や振戦などの重篤な副作用や、感染症、がんリスク

2025/7/30

日薬連ら9団体、薬価引き上げや革新的新薬の評価などを要望――2026年度薬価制度改革

 7月9日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)の薬価専門部会は、2026年度薬価制度改革について日本製薬団体連合会(以下、日薬連)など製薬関係業界9団体からのヒアリングを行った。製薬関係業界からは、薬価の引き上げや、革新的新薬の特許期間中の薬価維持や新評価の設定などの

2025/7/29

電子処方箋、電子カルテとともに2030年までに全医療機関で導入を――厚労省

 厚生労働省(以下、厚労省)は、7月1日に開催された「医療DX令和ビジョン2030厚生労働省推進チーム」で、電子処方箋と電子カルテについて遅くとも2030年までに全ての医療機関で導入する目標を新たに示した。  電子処方箋については、政府が2023年に策定

2025/7/24

妊婦の有害転帰、心血管の健康と社会的孤立が複合的に影響か

 有害な妊娠転帰(APO)は妊婦の約20%に発生し、その発生率は年々増加傾向にある。今回、妊娠中の心血管健康(CVH)はAPOに影響を及ぼす、とする研究結果が報告された。研究は東北大学大学院医学系研究科の大瀬戸恒志氏、石黒真美氏らによるもので、詳細は「Scientific R

2025/7/23

ダイエット飲料より水の方が血糖・体重管理に有利

 体重を減らして血糖コントロールを良好にしたいなら、ダイエット飲料ではなく、水を飲むべきかもしれない。米国糖尿病学会学術集会(ADA2025、6月20~23日、シカゴ)で発表された小規模な研究の結果であり、水を飲むように割り当てられた女性はダイエット飲料を飲むように割り当てら

2025/7/22

高度ながん医療集約化で合意――がん診療提供体制のあり方に関する検討会

 がん医療は拠点病院の整備などによる「均てん化」に重点が置かれてきたが、2040年を見据え、厚生労働省(以下、厚労省)の「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」(以下、検討会)は6月23日、これまでの議論を整理し、高度な医療技術を伴うものは集約化するという方向性について合意

2025/7/21

最新の新型コロナワクチンは新たな変異株にも有効

 最新の新型コロナワクチンは、新たな新型コロナウイルス変異株に対しても有効であることが、新たな研究で示された。2023〜2024年版の新型コロナワクチンについて検討したこの研究では、ワクチンは特に重症化予防に対して明確な追加的効果のあることが確認されたという。米レーゲンストリ

2025/7/20

高齢の日本人男性で腸内細菌叢がサルコペニアと相関か

 我々の腸内には、約1,000種類・100兆個にも及ぶ細菌が存在している。これらの細菌は、それぞれ独自のテリトリーを維持しながら腸内細菌叢(GM)という集団を形成している。近年では、GMが全身疾患と関連していることが明らかになってきた。今回、日本の高齢者を対象とした研究におい

2025/7/19

かかりつけ医機能報告を反映した機能強化加算などの要件見直しを――中医協

 厚生労働省(以下、厚労省)は、6月19日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、2025年4月に「かかりつけ医機能報告制度」が施行されたことを受け、診療報酬上の評価をどう見直すかを課題として示した。

2025/7/18

「永遠の化学物質」が子どもの血圧上昇と関連

 ほとんど分解されず環境中に長期間存在し続けるため、「永遠の化学物質」と呼ばれているPFAS(ペルフルオロアルキル化合物やポリフルオロアルキル化合物)への胎児期の曝露と、出生後の小児期から思春期の血圧上昇との関連を示すデータが報告された。米ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバー

2025/6/28

高齢化の伸びに加算、賃上げ対応しコストカット型から転換を――骨太の方針2025

 政府は6月13日、「経済財政運営と改革の基本方針2025」(以下、骨太の方針2025)を閣議決定した。社会保障関係費については、医療・介護などの現場の厳しい現状や税収などを含めた財政の状況を踏まえ、賃上げに対応するとした。また具体例として、「高齢化による増加分に相当する伸び

2025/6/27

がんサバイバーの脳卒中・心血管死リスク、大規模コホート研究で明らかに

 がんと診断された人(がんサバイバー)は、そうでない人と比較して心血管系疾患(CVD)を発症するリスクが高いことが報告されている。今回、がんサバイバーの虚血性心疾患・脳卒中による死亡リスクは、一般集団と比較して高いとする研究結果が報告された。大阪大学大学院医学系研究科神経内科

2025/6/27

PCI後の血栓予防、アスピリンよりP2Y12阻害薬が有効?

 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受け、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を終えた患者には、一般的には血栓を予防するためにアスピリンによる単剤療法が行われる。しかし新たな研究で、アスピリンよりもチカグレロルやクロピドグレルなどのP2Y12阻害薬による単剤療法の方が心

2025/6/26