「HealthDay News」の記事一覧
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アルツハイマー病の脳変化に性差
アルツハイマー病の進行に伴う脳の変化には性差があり、通常の診断で用いられている認知機能評価ツールでは、女性の変化が見逃される可能性があるようだ。健常者、軽度認知障害(MCI)患者、アルツハイマー病患者の脳MRI画像を用いた研究において、男性は健常からMCIにかけての初期段階
白内障治療の将来を読む――全国と地方の眼科医供給格差
白内障は加齢に伴って多くの人にみられ、日本では高齢化の進展とともに手術の需要増加が見込まれている。一方で、地域によって医療資源には偏りがあることも課題となっている。今回、NDBオープンデータや人口推計などを用いた研究で、都道府県ごとの白内障手術の将来需要と眼科医の供給を予測
心血管リスクが高い女性は骨折リスクも高い
女性では心臓の健康状態が骨折のリスクと関連していることを示すデータが報告された。米テュレーン大学のRafeka Hossain氏らの研究によるもので、詳細は「The Lancet Regional Health-Americas」に3月27日掲載された。心血管イベントリスク
日勤の看護師不足、入院患者の死亡・再入院と関連――日本の病院データ
看護師の配置不足は入院患者の予後に影響するのか。今回、日本の急性期病院を対象とした研究で、病棟の通常水準を下回る看護師配置、特に日勤帯での不足が、院内死亡や再入院の増加と関連することが示された。約7万7,000件の入院データを解析した結果で、日々の人員配置を適切に維持する重
往診要件厳格化、「医師事務作業補助体制加算」の研修とは?――2026年度改定疑義解釈
厚生労働省は4月1日付で発出した「疑義解釈資料の送付について(その2)」において、2026年度診療報酬改定(以下、2026年度改定)での在宅医療や医師事務作業補助体制加算などについて取り上げた。 2026年度改定では、安心・安全な医療提供体制を確保する観点か
短時間でも高強度の運動で慢性疾患リスクは低下する
健康のために、長時間の運動は必ずしも必要ないようだ。新たな大規模研究で、毎日、ほんの数分でも強めの運動を取り入れるだけで、主要心血管イベント(MACE)や心房細動、2型糖尿病などの慢性疾患リスクを下げるのに役立つ可能性が示された。中南大学(中国)湘雅公衆衛生学院のMinxu
「ベースアップ評価料」派遣職員の賃上げは可能か――2026年度診療報酬改定疑義解釈
厚生労働省は3月23日付で発出された2026年度診療報酬改定「疑義解釈資料の送付について(その1)」において、「ベースアップ評価料」や「生活習慣病管理料」などについて取り上げた。 2026年度診療報酬改定において「外来・在宅ベースアップ評価料」では、「継続的
縦隔腫瘍・重症筋無力症の手術、主流は「低侵襲」へ――全国データ解析
胸の中央の空間である縦隔に生じる腫瘍(縦隔腫瘍)の手術は、従来は胸を大きく開く開胸手術が主流だった。近年は胸腔鏡やロボットを用いた低侵襲手術の導入が進んでいるが、日本全体での実態は十分に明らかでなかった。今回、全国の医療保険データを解析した研究で、縦隔手術の多くが胸腔鏡で行
米国のCOVID-19死亡数、過小評価の可能性
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック初期における米国での実際の死亡数は、公式発表よりも大幅に多かった可能性が新たな研究で示唆された。2020年から2021年にかけて、COVID-19関連死亡のうち、最大で約15万5,000人分が見逃されていた可能性が示さ
OTC類似薬の保険給付範囲見直し「国民の理解が得られるように」――医療保険部会
厚生労働省(以下、厚労省)は3月19日に開催された第211回社会保障審議会医療保険部会で、「健康保険法等の一部を改正する法律案」(以下、健保法改正案)について報告し、委員からは「国民の理解が得られるように」などの意見が出された。 健保法改正案は、(1)一部保
脊髄損傷患者の運動制御と感覚フィードバックを同時に一部再現
脊髄を損傷すると、手足の動きを制御する能力(運動制御能力)と、手足からの感覚情報を脳へフィードバックする能力(感覚フィードバック)の2つの重要な能力が失われる。運動制御能力と感覚フィードバックの双方向の情報伝達機能は、脚や腕を協調させて動かす上で不可欠である。新たな研究で、
承認済みの薬が全身性エリテマトーデスの症状を大きく改善
米食品医薬品局(FDA)がループス腎炎の治療薬として承認済みの静脈内(IV)投与薬が、全身性エリテマトーデス(SLE)患者の症状を大きく改善することが、第3相臨床試験で明らかになった。この試験では、1年間に及ぶオビヌツズマブ(商品名ガザイバ点滴静注)による治療を受けた患者の
「医師確保計画のとりまとめ案」大筋で了承、外来医師過多区域を新設し国へ報告
厚生労働省(以下、厚労省)は3月3日に開催された第12回「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」で、2027年度から開始される「第8次医療計画(後期)」に向け、「医師確保計画の見直し等に向けたとりまとめ(案)」を提示し、大筋で了承された。 まず、医師少数
若年女性で膵がん増加の兆候、高齢者では手術も増加――全国データ解析
膵がんは依然として予後不良ながんの一つであり、その発症動向の変化が注目されている。今回、日本の全国データを解析した研究で、若い女性における膵がん罹患率の上昇を示す兆候が確認された。また、高齢者では膵体尾部切除を中心に膵がんの手術件数が増加していることも明らかになった。研究は
「医師養成数は削減を図る必要がある」議論の整理案を提示
厚生労働省(以下、厚労省)は2月25日に開催された「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(以下、検討会)で、医師養成数について「医師の養成数については、中長期的な見通しを踏まえつつ地域の実情等に配慮しながら削減を図る必要がある」と明文化した「医師確保計画策定