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その他心疾患

その他心疾患関連の記事の一覧です。

不整脈は、心臓の電気的興奮のリズムに異常が生じた状態をいいます。大きくは期外収縮、頻脈、徐脈に分けられますが、致死性不整脈(心室細動、持続性心室頻拍、トルサード・ド・ポワンツ、房室ブロック、洞不全症候群)を認めたら早急な治療が必要です。弁膜症(僧房弁・大動脈弁)は、心臓にある弁の障害により、狭窄や逆流が起きて、血流に異常が生じます。心筋症(肥大型・拡張型)は、心筋の状態が悪くなり、心臓の機能が低下する病態で、原因が明らかでないものをいいます。また、心筋や心嚢に炎症が発生した状態を、心筋炎・心嚢炎(心膜炎)といい、風邪や胃腸炎と同じウイルスによるものが多いことが知られています。

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「その他心疾患」の記事一覧

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心嚢ドレナージの看護|挿入の手順と観察項目、合併症

心嚢ドレナージとは  心臓の周囲は2枚の心膜で覆われており、この2枚の膜の間の部分を心嚢といいます。心嚢内には10~20㏄程度の心嚢液があり、心臓が収縮や拡張するときに潤滑油の役割を担っています。  何らかの原因で多量の心嚢液が貯留して、心機能に障害が生じる状態が心タ

2020/4/26

心筋炎・心内膜炎の原因と症状

▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ 心不全の看護|原因、種類、診断、治療 心内膜炎  心内膜炎は、免疫力が低下している高齢者などに細菌やカビなどが心臓の弁膜に感染することで起こる心内膜の炎症です。正常な弁膜であれば、血流が良好で弁

2017/2/19

弁膜症の原因と症状

 心臓にある弁が正しく機能しなくなった状態を弁膜症といい、大きく分けて狭窄症と閉鎖不全症があります。 狭窄症では、弁の開きが悪くなり血流が滞ります。閉鎖不全症では、弁が完全に閉じないために、血液の逆流が生じます。心臓には4種類の弁があるので、それぞれに狭窄症と閉鎖不全症

2017/2/11

植え込み型除細動器(ICD)の仕組みと適応となる疾患

ペースメーカーと似た機器に、植え込み型除細動器があります。適応となる疾患や、仕組みにも違いがありますので、しっかりと区別して覚えておきましょう。 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 植え込

2017/2/1

不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント

不整脈とは 通常安静時心拍数は、成人でおよそ1分間約60~100回の規則的なリズムで拍動しています。 何らかの原因により拍動が異常になる病態を不整脈といいます。 すべての不整脈に治療を必要とするわけではなく、健康な人の期外収縮(脈が飛んだり、ドキッと

2015/4/19

ブルガダ症候群とは? 原因・心電図(波形)の特徴

ブルガダ症候群について解説します。 【関連記事】 * 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント * 疾患で特徴的な波形(QSパターンや異常Q波、冠性T波、STの変化) ブルガダ症候群とは?  突然、心室細動を引き起こし、死に至ることも

2015/2/17

心タンポナーデとは?原因と症状、仕組み

心タンポナーデの仕組みについて解説します。 関連記事 ■ショックの定義、症状、診断基準と見極め ■超音波検査(心エコーや腹部エコーなど)|看護師の役割と検査説明のポイント ■不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 心タンポナーデとは?

2015/1/1

循環器アセスメント―手順と触診・聴診の部位と評価

アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 循環器のフィジカルアセス

2014/7/12

【感染性心内膜炎】検査値の看護への活かし方

検査値が何を示しているのか、また検査データを踏まえてどのような看護を行えばいいのか、実際のデータをもとに読み解いてみましょう。今回は、「感染性心内膜炎」です。 事例 持続する発熱で来院した患者さん(男性、57歳)、主訴・症状は以下のとおりでした。 持続する発熱

2014/6/30

【心内膜炎の患者さん】 事例で見る検査値の活かし方

検査値を患者さんの病態とどうつなげて考えればよいかわからない──。 そんな声に応えて、入院時からの経過と検査値の推移を見ながら、数値の示す意味や看護への活かし方を、4つの事例で検討します。 事例3 痛みと発熱の症状から心内膜炎の診断に至った患者さん Cさん(7

2014/5/31