「呼吸器系検査」の記事一覧
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ブリンクマン指数(Brinkman Index:BI)|喫煙指数
1.この指数は何を判断するもの? ブリンクマン指数とは、喫煙による人体への影響を予測する指標の一つであり、「一日あたりの平均喫煙本数」と「喫煙した年数」を掛け合わせて算出されます。 たばこの煙には多くの有害物質が含まれています。そして、喫煙習慣は肺がんや喉
3.睡眠時無呼吸症の検査
睡眠時無呼吸症が疑われたとき、さまざまな検査を行います。それぞれの検査では、何がわかり、それがどう睡眠時無呼吸症にかかわるのかを解説します。 事例 帰宅途中に追突事故を起こしたAさんは、妻の勧めもあってS病院の内科を受診していくつかの検査を受けたとこ
シンチグラフィ検査(核医学検査)の目的と看護のポイント
シンチグラフィ検査(核医学検査)とは 呼吸器系疾患で行われることも多いシンチグラフィ検査は、各種画像検査とともに広く用いられていますが、一般的なX線写真やCTの撮影とは大きく異なる特徴を持っています。X線撮影は体外からX線ビームを照射し、その透過率の違いを画像イメー
胸腔穿刺・ドレナージの目的と看護のポイント
胸腔穿刺・ドレナージとは 呼吸器系疾患の検査のなかで、最も頻繁に実施される侵襲的検査が胸腔穿刺です。悪性腫瘍、肺炎、結核、心不全などさまざまな病態で胸水が貯留し、その原疾患の診断のために胸水を採取するのが胸腔穿刺です。比較的安全に実施でき、ベッドサイドで、研修医など
胸部画像診断(CXR、CT)の目的と看護のポイント
胸部画像診断(CXR、CT)とは 呼吸器領域では、理学所見、肺機能検査に続き重要となるのが、各種画像診断です。この連載でも以前取り扱った気管支鏡検査の実施前にも、まずは画像診断での部位や性状の特定が大変重要となります。そのなかでも最も頻繁に利用されるものが、胸部単純
肺機能検査の目的と看護のポイント
肺機能検査とは 循環器疾患で最も重要な生理機能検査が心電図であるように、呼吸器疾患の診断における最も重要な生理機能検査は肺機能検査です。肺機能検査は、呼気と吸気からなる人間の呼吸運動を評価することができ、なおかつたいていの場合非侵襲的です。精密で大掛かりな装置を要
気管支鏡検査の目的と看護のポイント
気管支鏡検査とは 呼吸器領域で、診断、治療の重要な手段となる内視鏡検査が気管支鏡検査です。気管支鏡検査では、肺炎や結核などの感染性疾患における病原体同定、肺内の腫瘤性病変に関する病理組織学的な検索などの診断技術や、さらには肺全体に広がるびまん性肺疾患でのBAL(気管
第4回 核医学検査
核医学検査とは 核医学検査は、画像診断法の中でも、特異な地位を有しています。今回は核医学検査についてお話します。 前回造影剤についての解説をしました。造影剤は、その分布を経時的に評価することで血流に関する情報と、機能についての情報も得ることができます。
肺機能検査ってなんですか?
いまさら聞けない呼吸器検査の基本を解説します。今回は「肺機能検査」です。 肺機能検査とは、呼吸機能検査ともいい、呼気や吸気の量、スピードなどを調べるものです。 ゆっくり吸ったり吐いたりして調べた値と、急いで吸ったり吐いたりして調べた値を比較して、肺障害