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山口晴美

記事数:25

HANA NURSING THERAPY代表・看護師

病気などさまざまな原因により現状の日常生活から離れることを余儀なくされた人たちに寄り添いながら、看護の視点からその人にとっての自立援助をしていくことを「NURSING THERAPY」と考え、このコンセプトを理解してもらい、看護現場で実践できることを伝えるために、スクール、サロン、セミナーを開催している。看護師の資格を持ち、講師としても活躍中。

所属組織・役職

合同会社HANA NURSING THERAPY 代表取締役
元村医院、岡村レディースクリニック

組織での活動

会社: 看護師対象タッチング等のスクール、講演、ボディケアサロン
元村医院:フットケアナース
岡村レディースクリニック 看護師

資格

正看護師

ご経歴

NTT西日本大阪病院、バクスター株式会社 
東大阪市立総合病院、谷口クリニック(内科、透析)、CSクリニック(腫瘍専門)
発達療育センター、元村医院、岡村レディースクリニック

著書

糖尿病患者さんのフットケア はじめの一歩:メディカ出版

「山口晴美」の記事一覧

10件/25件

第10回 子どものフットケア ①~赤ちゃんから10歳頃まで

近年、子供の足のケアについてはめざましい発展がみられ医師、教育者や民間の団体による研究、啓蒙が進められています。 私は5年前から幼稚園、小学校から依頼をいただき「フットプリント」を取り、足と身体の成長や食事、排泄、運動などに関する生活改善調査の一環としてかかわらせていた

2018/9/12

第9回 靴下の役割と選択のポイント

 患者さんから日常生活においての靴選びや靴下の質問を受けることがあります。 あまり外を歩かないので大きめの靴をはいていることや、足に左右差があり、靴がきつかったり、脱げそうになったりすることが転倒や指の変形につながることもあります。  また、整形外科の患者さんは特

2018/7/25

第8回 角化した部位のケア・実践

前回は足裏の角化の観察をして、ケアを選択しました。 今回は実際のケアをご紹介します。 1.角質を除去する方法  正常な皮膚はターンオーバーを行い、余分なものは自力で落としますが刺激が加わったり、ケア不足が続くと角質がかたく、厚くなり正常な働き

2018/4/18

第7回 角化した部位のケア・観察

 今回は爪に続いて足裏の角化した部位などに行うやすりがけについてです。 角化は生活環境による乾燥、靴などの外的刺激(摩擦)、疾患や加齢による代謝低下が原因で起こります。 病気でなくても私たちのかかとや指先の皮膚が角化して硬くなったり、カサついて靴下に引っかかったり、ひ

2018/3/14

第6回 爪のやすりがけ

今回は、爪切りの手法の一つとしても行う「やすりがけ」についてです。 やすり掛けの目的は、下記になります。 ①ニッパーや爪切りで爪を切ると切り口(断面)が角張ってひっかかったりするのをなめらかに整えるため ②刃物では困難な爪の長さを整えるため 爪切りが苦手で

2018/1/27

第5回 爪切り②~基本の手順と注意点

前回はゾンデを使って安全に爪切りを行うための前処理をお伝えしました。 ご自分の爪で試していただきましたか? 今回は処理をした後に行う、爪切りの基本です。 <必要物品> 爪切り(ニッパー、はさみ型等)、ゾンデ(ストローで可)やすり、ウエットティッシュ(爪を湿らせ

2017/12/14

第4回 爪切り①~前処理

 第1回と第2回で足の観察を行いました。 今回からは観察をし、必要なケアの実践をお伝えいたします。 まずは「正常な爪の切り方」から始めましょう。 <爪切りの基礎知識> 1、爪の切り方Q&A Q1:手の爪と足の爪の切り方は同じでしょうか? A :手の指先

2017/11/14

第3回 <足浴>フットケアの実践

今回からフットケアの実践を一緒に考えていきたいと思います。 【前回までの記事】 * 第1回 自分の足、見てますか? フットケアで思い浮べることって? * 第2回 足の観察と評価の仕方を知っておこう! まずは看護の基本であり、足の観察をするのに必要なテク

2017/11/1

第2回 足の観察と評価の仕方を知っておこう!

今回のテーマは「足の観察パートII」です。 前回の足の測定は試してみましたか? ちょっとおさらいしてみましょう。 靴のサイズが足の大きさでないことや左右差などがよくわかりますね。 フットケアの原点は「足に関心を持つ」ということだと思います。 良い、悪いではなく

2017/10/3

第1回 自分の足、見てますか? フットケアで思い浮べることって?

「フットケア」の連載を担当させていただくことになりました、山口晴美です。 私が看護学校を卒業したのは30ん年前ですが授業に「フットケア」なんて言葉もあったかどうか記憶にありません。 患者さんの清潔ケアの中に「爪切り」、「足浴」があったのは確かです。今では「フッ

2015/8/19