1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 患者支援
  5. 【看護倫理・事例】第17回<問題編>妊婦の不安から逃げてしまったケース

【連載】ケースで考えよう!看護倫理レッスン

【看護倫理・事例】第17回<問題編>妊婦の不安から逃げてしまったケース

  • 公開日: 2014/12/16

日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、まず、倫理的な違和感に気づくセンスが大切です。
今回は、胎児の障害のリスクのある妊婦さんの不安から逃げてしまったケースをもとに、センスを磨く練習をしてみましょう。


今回の患者さん

  1. 中山朋子さん(仮名)
  2. 20歳代
  3. 女性
  4. 子宮腺筋症合併妊娠

中山さんは、過去に流産・死産の経験をもつ妊婦さんです。
今回も妊娠18週目で、妊娠継続のために子宮頸管の手術が必要となり、入院・手術となりました。

入院時には、エコーでは胎児に奇形の徴候は認められず、中山さんも「どんなことがあっても妊娠を継続し、障害が残る可能性の高い週数であっても出産をしたい」と話していました。

ところが、手術2週間後(妊娠20週1日)に自然破水してから、中山さんの不安は増強しています。
胎児の心拍聴取を拒否し、「子の障害や将来を考えると、妊娠の継続を迷っている」との発言もみられました。
さらに「障害がある子どもを育てていく自信はないし、障害を負わせたことを責めながら生きるのは、私もつらい」と話すようになりました。

>> 続きを読む

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

第4回 無痛分娩後の助産師・看護師のケア・観察ポイント

分娩終了後、硬膜外麻酔の局所麻酔薬投与を終了し数時間もたてば、通常硬膜外麻酔の作用はほとんどみられませんが、その後も継続して観察する必要があります。また産後母体の身体の変化が正常な産褥経過であるかどうか、そして育児行動がとれているかどうかを観察し、必要なケアを行います。第

2020/1/26