1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. 厚生行政ニュース
  5. [医薬品] 抗がん剤など3成分に加算係数を適用 今回収載される新薬と薬価

【連載】MC+(厚生行政ニュース)

[医薬品] 抗がん剤など3成分に加算係数を適用 今回収載される新薬と薬価

  • 公開日: 2018/4/16

 中央社会保険医療協議会・総会は4月11日、新医薬品の薬価収載、DPCにおける高額な新規医薬品の対応、最適使用推進ガイドライン(GL)などについて報告を受け、了承した。新薬の薬価収載では、原価計算方式で薬価算定された抗がん剤の「オラパリブ」、「イノツズマブ オゾガマイシン(遺伝子組換え)」、アトピー性皮膚炎治療薬の「デュピルマブ(遺伝子組換え)」の3成分に、2018年度の薬価制度改革で新設された「加算係数」が初めて適用された。同係数は、原価計算方式で算定された新薬に補正加算が適用される際に加算額に乗じる係数で、薬価算定組織における製造総原価の開示度に応じて3段階(1.0、0.6、0.2)で設定されている。今回3成分に適用された係数は、最も低い0.2(開示度50%未満)。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

[医療提供体制] マイナ保険証利用率、12月から新たな計算式で公表 厚労省

NEW

 厚生労働省は18日に開催された、社会保障審議会・医療保険部会にマイナ保険証の利用促進に関する資料を提示した。2025年11月分のマイナ保険証の利用件数は病院、診療所(医科・歯科)、薬局の総計で約1億464万件。利用率は、39.24%となり、前月の37.14%から2.1ポイント上

2025/12/21