【6月29日 開催!】エンゼルケア―考え方から実践までのひと通りのこと―【セミナーのご案内】
- 公開日: 2019/5/24
6月29日開催 ナースのための決定版!! 現場力向上講座 Vol.1
エンゼルケア―考え方から実践までのひと通りのこと―
エンゼルケアは、亡くなった人の家族や縁者の希望や意向を尊重しながらの柔軟な判断と対応によって充実します。
1.エンゼルケアの目的など基本的な考えが整理されている。
2.死後の身体変化や基本的な対応法など不可欠と言える知識や技術を得ている。
以上の点を備えれば、どのケア領域でも、それぞれのケースに対しその場で自信を持って柔軟に判断し対処することができます。
本講では1と2の解説を中心とし、要望の多い「顔のエンゼルメイク※1のデモンストレーション」も加えた構成でお届けします。
■日 程:2019年6月29日(土)9:30~16:30 (9:00開場)
■会 場:ジャパンライムセミナースタジオ
東京都文京区本郷4-2-8 フローラビル3F
■アクセス:東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩2分
■受講料:10,800円(税込)
■定 員:36名 ※定員になり次第、募集を締め切ります
■主 催:ジャパンライム株式会社
※ 1.エンゼルメイクとは、医療行為による侵襲や病状などによって失われた生前の面影を、可能な範囲で取り戻すための顔の造作を整える作業や保清を含んだ”ケアの一環としての死化粧”。また、グリーフ(死別の悲劇)ケアの意味合いも併せ持つ行為であり、最期の顔を大切なものと考えた上で、その人らしい容貌・装いに整えるケア全般のこと。
講 師:小林 光恵︱こばやし みつえ
★小林先生からのコメント:
広く募集するエンゼルケアの一日間の私のセミナーは、現在のところ、こちらのセミナーのみです。
エンゼルケアとはどのようなものなのか、それを知っていただく機会として看護師以外の医療職・ケア職の方の参加も歓迎いたします。
プログラム
<9:30~12:00>
【第1講】
エンゼルケアの考え方
・柔軟な判断こそがエンゼルケア
・エンゼルケアの目的の整理と共有/キーワードの共有のすすめ
【第2講】
把握しておきたいことⅠ
・死後の身体変化
・コミュニケーションの重要性
【第3講】
把握しておきたいことⅡ
・エンゼルメイクが看取りの手段になるということ
・コスト、ならわし、社会事象について
<12:00~13:00>昼休憩
<13:00~16:30>
【第4講】
実践の基本の流れと基本手技
【第5講】
状況別対応策:黄疸、出血、拘縮、口や目蓋の開き、綿詰めをどうするか、など
【第6講】
顔のエンゼルメイクのデモンストレーション
※当日は取材のため撮影が入りますが、受講者の方が映らないように配慮いたします。
何卒ご了承ください。
講師プロフィール
小林 光恵(こばやし みつえ)
看護師として病院や血液センターなどに働いたあと、出版社勤務を経て、1991年に看護の経験をまとめたエッセー集を出版。その後、執筆業が中心となる。2001年にエンゼルメイク研究会を発足し、死後処置を死後のケアとして検討する研究会の代表としても精力的に活動を続けている。
著書に『ナースのための決定版エンゼルケア』(学研メデイカル秀潤社)『死化粧 最期の看取り』(宝島社文庫)『限りなくキョーダイに近いフウフ』(幻冬舎文庫)など多数。ドラマ「ナースマン」漫画「おたんこナース」の原案となった小説の著者でもある。
最新刊『介護はケアマネで9割決まる!』(扶桑社)