[インフル] インフルエンザ、首都圏で「流行開始」地域続出
- 公開日: 2019/9/18
首都圏でインフルエンザの「流行開始」の目安を上回る保健所管内が続出している。
2日から8日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、東京や埼玉などの4都県で前週と比べて軒並み増加。千葉県は「非流行期であるこの時期としては報告が多く、今後の動向を注視する必要がある」としている。
4都県の感染症発生動向調査の週報によると、この週の1医療機関当たりの患者報告数は、千葉県で前週比約3倍の0.91人、埼玉県で約1.4倍の0.57人、東京都で約2倍の0.49人、神奈川県で約2倍の0.34人となった。
千葉県では、松戸(3.64人)、野田(1.43人)、千葉市(1.23人)の保健所管内で流行開始の目安(1.0人)を上回っている。同県は「早くもインフルエンザ様疾患の集団発生による学級閉鎖などが複数の施設で認められている」とし、発生地域では、施設内での感染拡大防止が重要としている。
千葉以外の3都県の保健所管内では、埼玉の川口市(4.1人)、東京の中央区(2.4人)、北区(1.82人)、江東区(1.21人)、神奈川の平塚(1.36人)で流行開始の目安を超えている。
(厚生政策情報センター)
カテゴリの新着記事
[救急医療] 24年9月9日-9月15日の熱中症による救急搬送は4,157人
消防庁が18日に公表した9月9日-9月15日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は4,157人。前年同時期(2,448人)と比べ1,709人増加した。4月29日からの累計は9万3,757人。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28
-
-
- [診療報酬] 24年度改定、経過措置終了で届出が必要な施設基準まとめる
-
-
-
- [医療費] 「高齢社会対策大綱」閣議決定、後期高齢者3割負担の対象拡大検討
-
-
-
- [医療提供体制] 電子処方箋の導入率14.6%、9月1日現在 厚労省
-
-
-
- [看護] 看護師特定行為の研修機関に14施設を新規指定 厚労省
-