1. トップ
  2. 看護記事
  3. 注目ピックアップ
  4. 第10回 人工呼吸器グラフィックの応用

【連載】人工呼吸器の基礎知識

第10回 人工呼吸器グラフィックの応用

  • 公開日: 2010/1/20
  • # 注目ピックアップ
  • # 人工呼吸器装着患者のケア

今月は人工呼吸器グラフィックの応用について解説いたします。

Q: 人工呼吸器のグラフィックとは何ですか?

A:気道内圧・フロー・換気量などをリアルタイムに波形で示したものです。

波形の種類には、時間軸と組み合わせて、圧・フロー・換気量を表示する波形と、換気量と気道内圧や、換気量とフローを組み合わせた波形があります。グラフィック波形から人工呼吸器の設定状況や妥当性、患者の状態、治療や看護の評価、アラーム等の対処時などに的確に判断できる材料となります。

グラフィックの基本波形と特徴は、以下の通りです(図1)。

グラフィックの基本波形と特徴

一段目は圧-時間曲線で、縦軸が圧で横軸が時間となります。大気圧が0cmで上向きが陽圧・下向きが陰圧になり、通常はPEEP圧がベースラインになります。
二段目はフロー-時間曲線で縦軸がフローで横軸が時間となります。流量が0ラインより上が吸気・下が呼気となり、囲まれる面積は換気量を表します。
三段目は換気量-時間曲線で縦軸が換気量で横軸が時間となります。吸気は0から始まり上昇傾斜となり吸気量を表し、呼気は下降傾斜で0に戻り呼気量を表します。

Q: VC-アシストコントロールモードで換気量低下アラームが鳴り、グラフィック波形が左から右に変化しています(図2)。考えられる原因は何でしょうか?

>> 続きを読む

この記事を読んでいる人におすすめ

新着

⑤ざ瘡様皮疹、爪囲炎予防のスキンケア【PR】

今回は、分子標的薬の代表的な副作用であるざ瘡様皮疹と爪囲炎について予防ケアと発症後の対応について、予防ケアと発症後の対応について解説します。 患者さんの思いを聞き、適切な対応をする  大腸がんのEGFR阻害薬治療中にざ瘡様皮疹を発症した30歳代女性の患者さ

2021/3/30