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[予算] 循環器病の診療情報収集・活用支援に6,400万円 厚労省健康局予算案

  • 公開日: 2022/12/28

 厚生労働省健康局は2023年度予算案で、前年度と比べ2億円減の4,558億円を計上した。循環器病診療情報収集・活用支援事業として新たに6,400万円を計上し、全国の医療情報を集約して利活用できる仕組みを循環器病領域で活用するために、医療現場で必要な情報の把握や利用目的に関する調査を実施する。また、医療DXの仕組みを循環器病領域で活用する際の課題などの検討も行う。


 23年度予算案ではこのほか、▽抗菌薬確保支援事業で11億円▽HPVワクチンに関する相談支援の充実で1億4,000万円▽がん検診の受診勧奨等実行支援事業で3,600万円▽慢性腎臓病重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業で2,100万円-などを新たに計上した。
 このうち、HPVワクチンに関する相談支援の充実では、HPVの予防接種に関する相談・医療体制を強化するため、厚労省が地域ブロックごとに拠点病院を選定する。また、HPVワクチンや予防接種に関する照会や相談に対応するため、自治体の職員向けの研修や国民への普及・啓発を行う予定。
(厚生政策情報センター)

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