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排尿障害

排尿障害関連の記事の一覧です。

排尿症状とは、膀胱の収縮力低下や尿道が弛緩できないために、尿が出にくい、尿の勢いが弱いなど排尿時に何らかの問題がみられる状態です。膀胱の収縮力が低下する原因には、膀胱の収縮を司る骨盤神経の損傷や、尿意の低下で膀胱内に尿が溜まり過伸展が起こることなどがあります。一方、尿道が弛緩できない原因は前立腺肥大症や尿道狭窄のほか、神経の障害(糖尿病性末梢神経障害、腰部椎間板ヘルニア、腰部脊椎管狭窄症など)が考えられます。

排尿障害 記事カテゴリ

「排尿障害」の記事一覧

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排尿障害のある患者さんへの看護計画

膀胱留置カテーテル抜去後に下部尿路機能障害を生じるリスクがある患者さんの看護計画  尿路は腎臓や尿管などの上部と膀胱や尿道などの下部に分けられます。そして、蓄尿や排尿を行う際は筋肉や神経が協働して行われます。胱留置カテーテルを長期間留置することにより、下部尿路機能障害を生じ

2023/4/27

排尿障害|種類と原因、看護、看護計画など(まとめ)

排尿障害とは  排尿障害とは、膀胱に尿をためて排泄するという過程において、何らかの障害をきたした状態をさします。  排尿のプロセスは次の通りです。 1)膀胱に尿がたまり始めると、その刺激が脊髄を介して大脳皮質に伝わり、尿意となります。 2)大脳は膀胱の弛緩と尿

2020/6/11

自己導尿指導|排尿ケアに必要な看護技術

女性患者への自己導尿指導  女性患者にカテーテルの挿入方法を指導する場合、尿道口と膣の違いが体得できるよう導くことが大切です。  最初に、患者の指を膣に挿入してもらい、膣の位置を理解してもらいます。次に、看護師が尿道口にカテーテルを挿入し、患者にカテーテルが挿

2019/12/14

自己導尿用カテーテルの種類と選択|排尿ケアに必要な看護技術

 自己導尿用のカテーテルは、大別すると「再利用型」と「使い捨て型」の2種類があります(図8、9)。再利用型は、導尿後は水道水でカテーテルを洗浄し、消毒液に浸して繰り返し使用します。使い捨て型は、1回の導尿ごとにカテーテルを破棄します。 図8:再利用型カテーテル例

2019/12/7

【排泄・スキンケア】嵌入便のケアなど5つのワザ

ワザ1 心理的影響が強い頻尿なら、安心感を与える! 頻尿の原因が失禁への不安である場合、その不安を軽減することが第一です。トイレまでの距離が心配なのであれば、ポータブルトイレを使ったり、トイレまで近い病室に変更するなど、移動時間をできるだけ短くすることで不安を軽減し

2014/7/27

最終回 高齢者の失禁ケアを見直す

高齢者の看護には欠かすことができない失禁ケア。 日頃当たり前のように行っているケア方法がさまざまなトラブルの原因になっている可能性があります。 失禁ケアへの意識をここで再確認してみましょう。 ▼関連記事 認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメ

2013/4/1

第16回 排尿障害に対する対処法

婦人科がんの術後に排尿障害が起こることがあります。この場合の排尿障害は、頻尿や尿漏れよりも尿意がない、尿を出しづらいなどの排尿困難が多く見られ、残尿により他の疾患を発症する危険性もあります。どのように対応すればよいのかを解説します。 Q. 子宮頸がん等の術後に起こる

2013/3/30

【尿失禁の看護】 尿失禁の種類・原因とアセスメント

尿失禁は生死にかかわる重篤な疾患ではないためか見過ごされがちです。 しかし人間としての尊厳やQOLに大きな影響をもたらす症状であり、とても重要な看護のテーマです。 患者さんにこのような症状が見られた場合、適切にアセスメントをし、QOLの向上を目指しましょう。そのために

2011/9/20