夜間頻尿がある患者さんに関する看護計画
- 公開日: 2026/1/6
夜間頻尿がある患者さんに関する看護計画
頻尿とは排尿間隔が短い、排尿の回数が多い状態のことで、加齢、前立腺肥大、過活動膀胱、利尿薬の内服、生活習慣など多様な要因によって生じます。夜間泌尿では夜間や睡眠中に何度も排尿のためにトイレに行くことから転倒リスクや日中の眠気、疲労感の増加が生じる可能性があるため、今回は夜間頻尿がある患者さんに対する看護計画を立案しました。
観察計画 O-P 排尿パターン等を聞き取り、頻尿の程度を把握する。それとともに、原因となるような疾患や薬剤の服用等がないかを確認する。水分摂取の状況や夜間に起きることで、日中の活動に影響が出ていないかを聞く。
援助計画 T-P 日中の食事や飲水状況、就寝前の水分摂取量の調整、患者さん自身にも排尿パターンを把握してもらい、生活リズムの調整などの援助を行う。尿取りパッドなどの使用を検討する。原因となる疾患が判明した場合は、その治療の支援を行う。
教育計画 E-P 頻尿はさまざまな要因で発症することがあるということを患者さんに伝える。患者さん自身が排尿パターンを把握する必要性があることを説明する。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
夜間頻尿により生活リズムが乱れている
看護目標
夜間の排尿回数が減少し、生活の質が改善される
観察計画 O-P
排尿パターン(回数、量、頻度など)
尿の性状
日中の排尿時の切迫感や残尿感の有無
薬剤の内服状況
既往歴(前立腺肥大、心疾患など)
食事、飲水の摂取状況
日中の眠気、倦怠感、活動状況
夜間の睡眠状況
検査データ(腎機能、尿検査など)
画像データ(膀胱エコー、腹部CTなど)
援助計画 T-P
患者さん自身の排尿パターンが把握できるように援助する
排尿パターンに合わせた生活リズムが整うように支援する
夜間の排尿状況に合わせた環境整備を検討する
必要に応じて夜間の尿取りパッドや排尿器具の使用を提案する
教育計画 E-P
排尿パターンを把握する必要性を説明する
さまざまな要因で頻尿になる可能性を説明する
日中の眠気、倦怠感の要因を説明する
