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【連載】症例ごとに看護計画を紹介!

閉塞性黄疸で掻痒感がある患者さんに関する看護計画

  • 公開日: 2026/2/9

胆管がんによる閉塞性黄疸で掻痒感がある患者さんに関する看護計画

 黄疸とは、本来排泄されるビリルビンが血液中に多く存在する状態であり、皮膚や眼球が黄色に変化する黄疸、掻痒感、腹痛などが生じます。胆嚢、胆管、十二指腸乳頭などが何らかの要因で狭窄あるいは閉塞することで生じます。今回は胆管がんによる閉塞性黄疸で掻痒感が生じている患者さんに関する看護計画を立案しました。

POINT

観察計画 O-P 患者さんの疾患の状態を把握する。ビリルビンの数値を確認するとともに、それに伴い起こる症状(掻痒感、皮膚の状態など)に関して、確認する。

援助計画 T-P 皮膚の清潔を保ち、保湿をしっかり行う。ビリルビンを排泄できるよう排泄環境を整える。必要に応じて薬剤を使用したり、排便状況を医師と共有して薬剤の調整を検討する。

教育計画 E-P なぜ、黄疸が生じるのかについて説明する。必要に応じて、疾患の予後についても伝える。不安なことがあれば、いつでも話してもらえるように環境を整える。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2

看護問題

黄疸によって皮膚トラブルが生じるリスクがある

看護目標

皮膚トラブルが生じずに生活することができる

観察計画 O-P

悪性腫瘍の治療状況、予後予測
黄疸の有無、程度
掻痒感の有無、程度
腹水の有無、程度
皮膚の状態
腹痛の有無、程度
食事摂取状況
排泄状況(便秘の有無、便や尿の性状、色調など)
検査データ(Alb、TP、ビリルビン、凝固能など)
画像データ(腹部エコー、X線、CTなど)

援助計画 T-P

皮膚の清潔を保つ
必要に応じて排泄環境を整える
治療経過や予後予測を参考に今後の生活を支援する
医師の指示に基づく薬剤を使用する

教育計画 E-P

必要に応じて黄疸と肝臓の関連を説明する
がんの予後に応じて必要な情報を説明する
疑問や不安などはいつでも伝えてもらうように説明する

 

看護計画を書くときに参考にしたい記事

胆道がんとは|胆管・胆嚢・乳頭部がんの原因・検査・診断・手術療法
胆道がん患者さんのケア|外科的治療と化学療法のケアの注意点
【黄疸の看護】原因・メカニズムと症状、アセスメント


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