スキン-テアができてしまった患者さんに関する看護計画
- 公開日: 2026/4/15
高齢で皮膚に脆弱性からスキン-テアができてしまった患者さんに関する看護計画
スキン-テアとは、ベッド柵に足をぶつける、テープを剥がすなどの物理的な外力によって皮膚に生じる損傷です。加齢に伴う皮膚の乾燥や浮腫などによる皮膚の脆弱化、菲薄化によって発生しやすくなると考えられます。今回は高齢で皮膚に脆弱性からスキン-テアができてしまった患者さんに関する看護計画を立案しました。
観察計画 O-P スキン-テアができてしまった部位の皮膚の状態を観察する。また、その他の皮膚に関しても状態を把握しておく。スキンケアの状況も確認する。全身状態についても把握する。患者さんの身の回りにスキン-テアを生じさせるような状況がないかを確認する。
援助計画 T-P 全身のスキンケアをしっかりと行う。患部の観察を継続して実施する。ベッド柵やテープ固定など、スキン-テアの要因となるものの見直しと改善を検討する。栄養状態などの改善も必要であれば、介入する。
教育計画 E-P スキン-テアや予防に必要なスキンケア等について説明する。痛み等やわからないこと、不安なことなどがあれば、いつでも話してほしいと伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
高齢による皮膚の脆弱化でスキン-テアが生じている
看護目標
スキン-テアが悪化することなく過ごすことができる
観察計画 O-P
皮膚状態の観察
清潔保持、保湿の状況
感染徴候の有無
排泄状況(失禁の有無、程度など)
活動状況(安静度、リハビリの状況など)
食事や飲水摂取状況、
検査データ(TP、Alb、CRPなど)
援助計画 T-P
皮膚の脆弱性に合わせて清潔保持を検討する
適宜、皮膚の保湿を心がける
状態に合わせたドレッシング材を検討する
ADLに応じた体位変換
環境整備を通して発生要因を除去する
水分バランスや栄養摂取状況の確認
教育計画 E-P
スキン-テアの発生や悪化の要因を説明する
皮膚の清潔保持、保湿の必要性を患者、家族へ説明する
わからないことや不安なことがあればいつでも伝えてもらうように説明する
