心不全により活動耐性低下が生じている患者さんに関する看護計画
- 公開日: 2026/1/31
心不全により活動耐性低下が生じている患者さんに関する看護計画
心不全とは心臓に器質的、機能的異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻してさまざまな症状が出現する症候群です。呼吸困難や倦怠感などによって活動性が次第に低下していくことがあるため、今回は心不全によって活動性が低下して日常的な活動に支障をきたしている患者さんに関する看護計画を立案しました。
観察計画 O-P 患者さんの全身状態を把握する。心不全について疾患だけでなく日常生活に関連した知識を確認する。食事や睡眠、排泄状況に関しても把握する。
援助計画 T-P 現在の状態に合わせて生活様式や援助を考える。心不全の程度によって日常生活に影響が出るため今後の生活に必要な知識を提供する。
教育計画 E-P 心不全について、必要な知識を説明する。不安や疑問があれば、話してほしいと伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
心不全によって活動性が低下している
看護目標
現在の活動性に適した生活を送ることができる
観察計画 O-P
自覚症状の有無、程度
疾患に対する認識、理解
現在の生活に対する認識、理解
心不全の増悪リスク因子に対する認識、理解
内服状況
食事や飲水の摂取状況
排泄状況
睡眠状況
検査データ(Alb、TP、BNPなど)
画像データ(心エコー、胸部X線など)
援助計画 T-P
心機能や自覚症状に合わせてADLの介助を検討する
ADLやセルフケア能力を踏まえて今後の生活様式の構築を促す
今後の生活の変容について必要な知識を提供する
必要に応じて医師の指示に基づく薬剤を使用する
教育計画 E-P
現在の症状と心不全の関連について説明する
疑問や不安などはいつでも伝えてもらうように説明する
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