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【連載】症例ごとに看護計画を紹介!

痰の分泌が多い気管切開をしている患者さんに関する看護計画

  • 公開日: 2026/2/2

痰の分泌が多い気管切開をしている患者さんに関する看護計画

 気管切開の患者さんは、救急や集中治療などの急性期から、地域在宅や療養施設などの慢性期まで幅広くみられます。自力で痰を出せない状態や上気道が閉塞する状態、長期に人工呼吸器が必要な状態などの場合に選択されます。そこで、今回は痰の分泌が多い気管切開をしている患者さんに関する看護計画を立案しました。

POINT

観察計画 O-P 呼吸の状態や痰の性状、量について観察する。水分摂取等について、把握する。痰の量が多くなっている原因として、感染症などにかかっていないかも確認する。

援助計画 T-P 加湿を行い、痰を吸引しやすくしたうえで、必要に応じて痰を吸引する。痰を出しやすいように環境を整える。

教育計画 E-P 痰が多いこと、吸引の必要性を説明する。実施しているケアについて理由を伝える。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2

看護問題

痰が多くて痰の貯留や気道が閉塞しやすい状態にある

看護目標

痰が排出され酸素化や換気が安定する

観察計画 O-P

原疾患の治療状況
呼吸状態(回数、様式、胸郭運動など)
喀痰の性状、量
副雑音の有無、性状
呼吸筋の使用状況(横隔膜、肋間筋、補助呼吸筋)
日中の活動状況、離床状況
栄養摂取量や水分摂取量
排泄状況(排尿回数、便秘や下痢の有無など)
In-Outバランス
検査データ(WBC、CRP、喀痰培養など)
画像データ(胸部X線、CTなど)

援助計画 T-P

必要に応じて吸引の実施を検討する
適宜、ベッドギャッチアップや離床を検討する
適宜、体位ドレナージを実施する
加湿の必要性を検討する
医師の指示に基づく酸素投与や薬剤の使用

教育計画 E-P

咳嗽や吸引の必要性を説明する
加湿や離床の必要性を説明する
何かわからないことがあればスタッフに伝えてもらうように説明する

看護計画を書くときに参考にしたい記事

喀痰が多い気管切開患者さんにはどう対応する?
気管切開患者さんの吸引の手順
体位ドレナージとは?方法・実施時間・コツ


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