間質性肺炎で慢性呼吸不全がある患者さんに関する看護計画
- 公開日: 2026/6/9
間質性肺炎で慢性呼吸不全がある患者さんに関する看護計画
間質性肺炎は、肺の線維化によりガス交換能が低下し、慢性的な低酸素血症や呼吸困難が生じる疾患であり、労作時の息切れなど日常生活に支障が生じることがあります。今回は間質性肺炎で慢性呼吸不全が生じている患者さんの看護計画を立案しました。
観察計画 O-P 呼吸回数や検査データから呼吸状態を確認する。咳嗽の有無、喀痰の有無・状態や呼吸困難感があるかどうかも把握する。また、睡眠や食欲、日中の活動などの日常生活に影響が出ているかどうかも確認する。
援助計画 T-P 呼吸困難は食事や睡眠などにも影響が出るため、日常生活に支障が出ているようであれは、患者さんの呼吸困難感に合わせた援助を行う。喀痰を排出しやすくなるような環境を整える。必要に応じて、薬剤の使用や酸素投与を行う。
教育計画 E-P 間質性肺炎がどのような疾患なのかを説明する。酸素療法が必要になることもあることを伝える。呼吸困難感があると患者さんが不安になることがあるため、いつでも話を聞くと伝えるなどのコミュニケーションをとる。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
肺のガス交換障害による慢性呼吸不全が生じている
看護目標
呼吸状態に合わせた日常生活を送ることができる
観察計画 O-P
呼吸状態(呼吸回数、呼吸様式、胸郭運動など)
呼吸困難感の有無、程度
咳嗽、喀痰の状態、性状
呼吸音の性状、副雑音の有無
食事摂取状況
日中の離床状況、活動状況
夜間の睡眠状況
検査データ(WBC、CRP、血液ガスなど)
画像データ(胸部X線、CTなど)
援助計画 T-P
呼吸困難に合わせた日常生活の援助を行う
喀痰が排出しやすくなるように環境を整える
医師の指示に基づく薬剤の使用、酸素投与を行う
教育計画 E-P
肺のガス交換の仕組みと間質性肺炎の関連を説明する
酸素療法について説明する
疑問や不安がある場合はすぐに伝えてもらうように説明する
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