「地域包括ケア」の記事一覧
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精神科地域包括ケアと地域共生活動 ~あさかホスピタルグループにおける取り組み~
福島県郡山市において早くから統合型地域精神科治療プログラムを展開する「あさかホスピタル」院長の佐久間啓先生が、同院における精神科地域包括ケアと地域共生活動について紹介します。 精神科医療に求められているもの 現在の医療は急性期医療が中心になっています。長期在
【講演会のお知らせ】訪問看護の革命児 ヨスが語る、ビュートゾルフ 3つの魅力
訪問看護の革命児 ヨスが語る、ビュートゾルフ 3つの魅力 ビュートゾルフとは? 創業から10年、ステーション数900か所、看護師1万人、売上400億円をにのぼる急成長を遂げ、拡大を続けるオランダにおけるシェア60%を誇る在宅ケア組織です。 今回の講演では、ビ
訪問看護師が本当に自立して働くとは
よく耳にする声がある。「あー管理者は忙しい、あれも、これも、やらなきゃいけない」というものだ。訪問看護管理者は忙しい。でもそれ、本当に管理者がやる必要があるのだろうか? 日本における訪問看護ステーションの管理者に係る責務等の内容を見てみると、1)職員の管理、適切
私がビュートゾルフを選んだ理由
私とビュートゾルフとの出会い 私がビュートゾルフに出会ったのは、今から5~6年前。ビュートゾルフについて記載されている記事を読んだことが始まりだった。「自分たちの考えとフィットしている」と当時の上司より勧められた記事の内容は、自分たちの理想像そのものだった。
ビュートゾルフの地域連携、その取り組みと考え方
オランダの「在宅ケア」の約60%を占め、世界中で注目されている在宅ケア組織「ビュートゾルフ(Buurtzorg)」。その成功の理由の1つには、地域のネットワークとの連携による利用者の自立支援があります。このビュートゾルフをモデルとした訪問看護の提供に取り組む「ビュートゾル
フラットな自律型のチームづくり
オランダの「在宅ケア」の約60%を占め、世界中で注目されている在宅ケア組織「ビュートゾルフ(Buurtzorg)」。「ビュートゾルフ練馬富士見台」では、このビュートゾルフをモデルとした訪問看護の提供に取り組んでいます。 その取り組みの1つが、ビュートゾルフの大きな特徴で
いま話題のビュートゾルフって何だろう?
オランダの「在宅ケア」の約60%を占め、世界中で注目されている在宅ケア組織「ビュートゾルフ(Buurtzorg)」。このビュートゾルフをモデルとした訪問看護の提供が日本でも始まっています。とはいえ、「ビュートゾルフって何?」と思うナースも多いのではないでしょうか? そこ
「訪問看護eラーニング」で、全ての訪問看護師の基礎力アップをはかりたい
忙しい働く看護師にとってeラーニングは高い利便性 2025年までに約15万人まで増やす目標が掲げられている訪問看護師※1。2016年時点で訪問看護ステーションに従事する看護職員数は、およそ4万7千人であることから、その養成が急務となっています。 そんな中、訪問
-在宅高齢者の低栄養を防ぐ- 継続的な栄養管理を実現するために【PR】
【インタビュー】情報共有によって利用者さんの栄養状態を支える 島田雅子さん福寿会 福岡クリニック(在宅療養支援診療所) 看護師長代理 高齢者の低栄養状態は、QOLのみならず生命予後にも影響を与えます。そこで低栄養リスクをもつ高齢者にいち早く気づき、すみやかに適切に
CASE20 死を目前とした利用者さんと家族をサポートしたケース<最終回>
困難事例20 主治医の治療方針(自宅での看取り)を本当に理解しているのか 癒着性腹膜炎でイレウスを繰り返し、自宅療養を始めてかれこれ5年になる88歳男性のAさん。 訪問開始当初は口から少しづつ食べることができていたが、イレウスを繰り返すうちに食べることができなくな
CASE19 退院後、ストマから便漏れを生じるようになったケース
困難事例19 ストマを造設して退院したが退院後に漏れが多発し・・・ 75歳、男性のAさんは、直腸小腸がんにより人工肛門を造設した。 入院中は、平面型のパウチにより、2日間ごとの交換で状態が安定していたが、実際に退院してしばらくすると、便の漏れを繰り返す状況となった
CASE18 禁煙指導を進めてよいものか看護師が迷ったケース
困難事例18 禁煙計画に対して本人が断固拒否 88歳男性のCさん。独居であるが隣に息子夫婦が住んでおり、ときどき様子をみに来る環境で生活している。Cさんは若い頃からヘビースモーカーであり、1日1箱は吸ってきた。72歳のとき、肺がんにより右開胸手術をしたが、その後も呼
CASE17【続編】 主治医の方針が見えないときのアプローチ
困難事例17 主治医の関心が薄いと感じる胆管がん末期のBさん 今回は、前回ご紹介した「困難事例17のBさん」のその後をお伝えします。 ケースの振り返りとその後 82歳男性のBさん。末期の胆管がんであることが判明するも、積極的な治療はしないという方針から小さなクリニッ
CASE17 主治医の方針が見えないときのアプローチ
困難事例17 ターミナル期というのに代理受診が続けられているケース 小さな町のクリニックに通院中の82歳男性のBさん。胆管がんを有しているが、高齢のため進行はゆっくりであると考えた主治医の方針により、積極的な治療はせずそのまま経過観察していた。 その後、急速に
CASE16 モルヒネへの恐怖心から疼痛コントロールが図れない
困難事例16 認知症により疼痛コントロールが図りづらいケース Cさん、80歳男性。膵臓がんが末期の状態で見つかり、手術は不可能なレベルであったため、通院にて内服による対症療法を行い経過観察中である。 認知症があるため、どの程度の痛みがあるのかがはっきりせず、また家