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脆弱な高齢者の皮膚を守る ~スモールチェンジエアマットレスの有効性~(3)【PR】
身体を大きく動かす体位変換は安眠を妨げ、摩擦やずれの原因となることから、須釜さんはスモールチェンジによる体位変換を提案します。 スモールチェンジの方法には、1つの小枕を右下肢、右臀部、右肩部……といったように順番に移動させていくものがあります(図1)。

【深部静脈血栓症】 3つの重要な検査(D-ダイマー他)と治療法
関連記事 ■深部静脈血栓症(DVT)の看護|原因・症状・予防法 どんな検査があるの? 深部静脈血栓症を診断するためには、以下の表に示すようにさまざまな検査があります。 中でも下肢静脈超音波検査や凝固線溶マーカーのD-dimer<ダイマ

シンチグラフィ検査(核医学検査)の目的と看護のポイント
シンチグラフィ検査(核医学検査)とは 呼吸器系疾患で行われることも多いシンチグラフィ検査は、各種画像検査とともに広く用いられていますが、一般的なX線写真やCTの撮影とは大きく異なる特徴を持っています。X線撮影は体外からX線ビームを照射し、その透過率の違いを画像イメー

第23回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「義歯はいつから使えば良いですか?」
誤嚥性肺炎で入院中の78歳男性。治療が順調に進み、そろそろ経口摂取を開始したいと思っています。義歯はありますが、入院直後から使っていません。いつごろから使えばいいですか? 誤嚥性肺炎は細菌や食事、胃液からの逆流物を誤嚥したときに発症する肺炎です(「第4回 誤

第10回 ストーマ早期合併症・晩期合併症の種類とケア
▼ストーマについてまとめて読むならコチラ ストーマとは? ストーマケアについて 早期合併症 ストーマの早期合併症は、循環障害、壊死、脱落、粘膜皮膚接合部離解、出血などがあります。また、ウロストミーでは、尿路の各種通過障害、尿路感染症、腎不全、尿

第3回 クイックフィックスを使って統一! 胃管チューブと腹腔ドレーンの固定手順とコツ【PR】
病院全体の医療安全を考えるとき、看護部の牽引だけでは、職種の壁を超えて意識を高めることはなかなか難しいのかもしれません。 ならば、専門知識をもち寄り、誰でも同じように使いこなせる専用品を取り入れてはどうかと考えた病院があります。 今回は、姫路聖マリア病院が一丸となって

抗精神病薬の適用外使用について知っておこう
抗認知症薬の機序と特性の理解が必要 特に一般病棟の場合、認知症治療薬は「入院患者さんの持参薬」であることが少なくないでしょう。皆さんは認知症の治療薬について、どのぐらい理解していますか。 現在、抗認知症薬(アルツハイマー型)には、1 ドネペジル(アリセプト®、

第22回 部位別のエンゼルメイク(4)皮膚に赤黒さや黄疸などがある場合
臨終を迎えた患者さんの人格や尊厳が失われないよう、ご遺体がみなさんの手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。 ▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的

第42回 認知症家族介護者の思いに寄り添おう!
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。 そこで、患者の病いの語りをデータベースとして提供しているDIPEx-Japanのウェブサイトから、普段はなかなか耳にすることができない患者の気持ち・思い・考えを紹介しながら、よりよい看護の

胸腔穿刺・ドレナージの目的と看護のポイント
胸腔穿刺・ドレナージとは 呼吸器系疾患の検査のなかで、最も頻繁に実施される侵襲的検査が胸腔穿刺です。悪性腫瘍、肺炎、結核、心不全などさまざまな病態で胸水が貯留し、その原疾患の診断のために胸水を採取するのが胸腔穿刺です。比較的安全に実施でき、ベッドサイドで、研修医など

CASE01 口の中のネバネバの影には意外な原因が・・・
「訪問看護に興味はあるけれど、1人で訪問するから不安、自分にはとっさの判断能力がないから無理」などと身構えてしまう看護師は多いのではないだろうか。 訪問看護は確かに現場では1人だが、実は同じステーションのスタッフや多職種と連携しているからこそ提供できる仕事でもある。

第28回 熱が下がらない患者さんにどんなケアをする?
今回の事例 熱が下がらない患者さん [すがっちさん より提供された事例] 50代男性。昼間は畑仕事をしていましたが、夕方から発熱し熱が下がらないため受診。状況から全身観察したところ腕に何かに噛まれたような跡がうっすらあることから『ツツガムシ病』の診断で入院しまし

脆弱な高齢者の皮膚を守る ~スモールチェンジエアマットレスの有効性~(2)【PR】
高齢者の皮膚の脆弱性 上出さんは、高齢者にみられる皮膚の機能不全や脆弱性については、皮膚粗鬆症という言葉を用いて概念づけることができるといいます。ここに含まれる症状としては、老人性紫斑、皮膚萎縮、軽微な外傷による皮膚剥離、創傷治癒遅延、難治性萎縮性皮膚潰瘍、皮下深部

第11回 母乳育児”-お母さんの気持ちに寄り添う支援を-”
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 偽母乳事件をきっかけに ウェブサイトで売買される“偽母乳”事件*を発端に、母乳育児そのものがスケープゴートにされているように思えます。 (

ナース専科2016年9月号『脳・神経疾患まるわかり!』
今月は特集2本立て! 巻頭特集は「脳・神経疾患まるわかり!」と題し、ヘンダーソンの看護理論を用いて、脳血管障害の患者さんを全人的に捉えるアセスメントの方法を解説します。第2特集では、看護職のための専門情報サイト「ナースプレス」のなかから、「褥瘡ケア」に役立つ