記事一覧
15件/4103件
間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんの看護計画
間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんの看護計画 間質性肺炎は、さまざまな原因で肺胞の間質に繊維化が生じてガス交換が障害される疾患です。日常生活の中で低酸素状態が生じることがあるため、呼吸状態を適宜評価していく必要があります。今回は、間質性肺炎
急性肺炎で敗血症ショックを起こしている患者さんの看護計画
急性肺炎で敗血症ショックを起こしている患者さんの看護計画 敗血症とは、生命を脅かす感染に対する生体反応が過剰になることで、臓器障害が生じたり死に至る病態です。いつ、誰に、どんな感染症が発症しても敗血症に進行する可能性はあります。今回は、急性肺炎によって敗血症ショックが生じ
脊髄損傷患者の運動制御と感覚フィードバックを同時に一部再現
NEW
脊髄を損傷すると、手足の動きを制御する能力(運動制御能力)と、手足からの感覚情報を脳へフィードバックする能力(感覚フィードバック)の2つの重要な能力が失われる。運動制御能力と感覚フィードバックの双方向の情報伝達機能は、脚や腕を協調させて動かす上で不可欠である。新たな研究で、
承認済みの薬が全身性エリテマトーデスの症状を大きく改善
米食品医薬品局(FDA)がループス腎炎の治療薬として承認済みの静脈内(IV)投与薬が、全身性エリテマトーデス(SLE)患者の症状を大きく改善することが、第3相臨床試験で明らかになった。この試験では、1年間に及ぶオビヌツズマブ(商品名ガザイバ点滴静注)による治療を受けた患者の
「医師確保計画のとりまとめ案」大筋で了承、外来医師過多区域を新設し国へ報告
厚生労働省(以下、厚労省)は3月3日に開催された第12回「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」で、2027年度から開始される「第8次医療計画(後期)」に向け、「医師確保計画の見直し等に向けたとりまとめ(案)」を提示し、大筋で了承された。 まず、医師少数
若年女性で膵がん増加の兆候、高齢者では手術も増加――全国データ解析
膵がんは依然として予後不良ながんの一つであり、その発症動向の変化が注目されている。今回、日本の全国データを解析した研究で、若い女性における膵がん罹患率の上昇を示す兆候が確認された。また、高齢者では膵体尾部切除を中心に膵がんの手術件数が増加していることも明らかになった。研究は
心不全の患者さんに看護師が病棟で行える心臓リハビリテーションはある?
Q.心不全の患者さんに対して、看護師が病棟で行える心臓リハビリテーションはありますか? A.心不全の患者さんに対して、病棟で看護師が行える心臓リハビリテーションは、運動療法に加えて、栄養療法、心理的支援、患者教育などを統合した包括的な疾患管理プログラムです。 心
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の看護|目的、適応、観察ポイント、合併症など
*2026年3月25日改訂 PCIとは PCIとは、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention)のことで、経皮的に橈骨動脈や大腿動脈などを通してカテーテル(治療デバイス)を冠動脈まで持ち込み、何らかの「介入(イン
ホルター心電図の看護|検査の手順と注意点、トラブル時の対応
*2026年3月24日改訂 ホルター心電図とは ホルター心電図は24時間心電図検査ともいわれ、日常生活中の心電図を記録し観察する検査です。 一般的な12誘導心電図検査では、ベッドに臥床した状態で短時間での観察となりますが、心臓は絶え間なく拍動を繰り返しており、睡
「医師養成数は削減を図る必要がある」議論の整理案を提示
厚生労働省(以下、厚労省)は2月25日に開催された「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(以下、検討会)で、医師養成数について「医師の養成数については、中長期的な見通しを踏まえつつ地域の実情等に配慮しながら削減を図る必要がある」と明文化した「医師確保計画策定
睡眠時無呼吸症候群で夜間だけSpO2が下がってしまう患者さんの看護計画
睡眠時無呼吸症候群で夜間だけSpO2が下がってしまう患者さんの看護計画 何らかの要因で上気道が狭くなり、睡眠中に無呼吸を繰り返すことでさまざまな症状ができる病態です。夜間のいびきだけでなく、起床時の頭痛や日中の眠気など睡眠時以外に見られる症状も観察することが大切です。今回
潜在的なCOPDがあり肺炎で入院してきた患者さんの看護計画
潜在的なCOPDがあり肺炎で入院してきた患者さんの看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は慢性的な気道の炎症と気流制限が生じている病態であり、病態の進行に伴い低酸素状態が続くことで患者さんはその状態に適応していくことがあります。今回は潜在的にCOPDがある状態で、肺炎で入
頻発する人工呼吸器のアラーム。医師に報告すべきタイミングは?
Q.人工呼吸器のアラームが頻発するとき、医師に報告すべきか様子を見てよいか判断に迷います。アラームが頻発する場合の対応、医師に報告すべきタイミングを教えてください。 A.患者さんの状態を最優先で確認し、生命の危機(気道閉塞、低換気など)が疑われる場合は直ちに医師に報告します
末期心不全の呼吸困難を緩和するためにできることはある?
Q.末期心不全で呼吸器困が強い患者さんがいます。日常生活援助の際も苦しく、つらそうです。呼吸困難を緩和するためにできることはありますか? A.①病態・併存症・心理社会面を含む包括評価と可逆因子の是正、②利尿薬・血管拡張薬・強心薬によるうっ血と後負荷の調整、③残存する呼吸困
BMIでは見えない死亡リスク? 新体型指標の可能性
体格評価に広く用いられるBMI(体格指数)だが、その限界も指摘されている。近年、体型の丸みや腹囲を反映する指標であるBody Roundness Index(BRI)や、体型形状を考慮したA Body Shape Index(ABSI)が提案されている。今回、日本人約78万