記事一覧
15件/3989件

小児てんかんの看護│原因、発作の特徴、発達との関係、支援のポイント
NEW
小児のてんかんとは てんかんとは、大脳の神経細胞が一時的に過剰に興奮し、てんかん発作という症状を繰り返す慢性的な脳の疾患です。てんかんは全年齢でみられますが、特に小児期と高齢期に多く、小児期の発症は3歳以下に多いとされています。 小児てんかんは、通常、出生から18歳未

高齢者てんかんの看護│原因、症状、診断、治療、看護ケアのポイント
高齢者てんかんとは 2010年に発表された日本てんかん学会の「高齢者のてんかんに対する診断・治療ガイドライン」では、WHOの高齢者の定義(65歳以上)に準じ、65歳以上を対象としたてんかんを「高齢者のてんかん」として取り扱っています1)。 小児期にてんかんを発病した人

ICUで治療中に褥瘡が発生した重症患者さんに関する看護計画
ICUで治療中に褥瘡が発生した重症患者さんに関する看護計画 集中治療室(ICU)にはさまざまな要因で全身状態が悪化している重症患者さんが入室しています。その中で、全身状態の悪化に加えて人工呼吸器や輸液ルートなどデバイス類が多くなることで十分な除圧ができず、褥瘡が発生しやす

ICUで治療中の重症患者さんの清潔ケアに関する看護計画
ICUで治療中の重症患者さんの清潔ケアに関する看護計画 集中治療室(ICU)に入室している重症患者さんは、呼吸不全や循環不全などにより長期間の安静が必要なことが多くなります。そのため、患者さん自身で清潔を保持することが困難なだけでなく、体位変換や清潔ケアによって呼吸状態や

ウィルス性髄膜炎が生じている患者さんに関する看護計画
ウィルス性髄膜炎が生じている患者さんに関する看護計画 髄膜は脳や脊髄を覆う膜で、硬膜、くも膜、軟膜の3層からなっており、その部分に炎症が生じることを髄膜炎といいます。要因としてウィルス性、細菌性、真菌性などがあり、発熱、頭痛、悪心、嘔吐、首を曲げると痛むなどの髄膜刺激症状

てんかんとは│分類と原因、診断・治療方法について
てんかんとは てんかんとは、大脳の神経細胞が過剰に興奮することによって生じる「てんかん発作」という症状を繰り返す慢性的な脳の疾患のことです。てんかん発作と聞くと、全身のけいれんを想起されるかもしれませんが、実際には、身体の一部がピクッと動くものや、けいれんを伴わずに突然ぼ

「第47回透析技術認定士認定講習会および認定試験」のお知らせ
透析療法合同専門委員会(日本腎臓学会・日本泌尿器科学会・日本人工臓器学会・日本移植学会・日本透析医学会)は、標記認定講習 会および認定試験を下記の通り実施します。 認定講習会について 1.受講資格 次のいずれかの資格(免許)を有し、免許証の免許登録日から申請書類提

医師偏在対策、診療科の特性を踏まえた3視点を提示――厚労省
厚生労働省(以下、厚労省)は9月11日に開催された第4回「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」で、診療科偏在対策として診療科の特性を踏まえた3区分の視点に整理して議論を進めることを提案し、おおむね了承された。 厚労省は、診療科偏在対策の新たな検

化学療法の副作用にVRが有効か、婦人科がん患者のRCTで有効性を示唆
婦人科がんの治療に使われる化学療法は、吐き気や気分の落ち込みなどの副作用が大きな課題となっている。今回、無作為化比較試験で、患者が没入型VRを用いることで副作用の悪化を防ぎ、制吐剤の追加を減らせる可能性が示された。研究は大阪大学大学院薬学研究科医療薬学分野の仁木一順氏、大阪

2026年度診療報酬改定のスケジュール案など提示――社会保障審議会医療部会
厚生労働省(以下、厚労省)は9月4日に開催された第117回社会保障審議会医療部会(以下、医療部会)で、2026年度診療報酬改定の基本方針の議論のスケジュール案などを示した。基本方針をまとめるのは12月上旬となる見込みだ。 厚労省が示したスケジュールは

てんかん看護│発作時の対応、看護計画、生活支援のポイント
てんかん看護に求められる包括的ケア てんかんは、全身けいれんや突然の発作など、緊急対応が必要なイメージが強い疾患です。確かに、発作時の迅速な対応は重要ですが、それだけがすべてではありません。 てんかんはあらゆる年齢で発症し、長期的な付き合いが求められる慢性の神経疾患で

「内定辞退」を徹底解剖 ~明日から使える面接術~ セミナー|開催のお知らせ
「内定辞退」を徹底解剖 ~明日から使える面接術~ セミナー 開催のお知らせ ◇面接担当者の方にぜひ知っておいてほしいこと◇ ◆看護師採用の最新動向と内定辞退理由 ◆明日から使える! 候補者の心をグッと掴む面接テクニック ◆面接に臨む前に大切なこと

RSウイルスワクチンの1回接種は高齢者を2シーズン連続で守る
米国では、60歳以上の人に対するRSウイルス感染症を予防するワクチン(RSウイルスワクチン)が2023年より接種可能となった。米疾病対策センター(CDC)は、75歳以上の全ての人と、RSウイルス感染症の重症化リスクがある60〜74歳の人は1回接種を推奨している。このほど新た

帯状疱疹ワクチンは心血管イベントリスクを低下させる?
帯状疱疹ワクチンは、痛みを伴う皮膚感染症を予防するだけでなく、心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントのリスクも低下させる可能性のあることが、新たな研究で明らかになった。帯状疱疹ワクチンのシングリックスを製造販売するグラクソ・スミスクライン(GSK)社のワクチン担当グローバル・

スマホ保険証が9月19日から利用可能に、機器の追加に一部補助金――中医協
厚生労働省(以下、厚労省)は8月27日に開催された中央社会保険医療協議会(以下、中医協)総会に、スマートフォン搭載のマイナ保険証(以下、スマホ保険証)によるオンライン資格確認を9月19日以降、準備の整った医療機関・薬局から順次開始予定との報告をした。医療機関に対応を義務づけ