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肺炎で入院しているCOPDの患者さんに関する看護計画
肺炎で入院しているCOPDの患者さんに関する看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで炎症が生じ、慢性的な気流制限を特徴とする不可逆性の呼吸器疾患です。COPDが進行すると、咳嗽力が低下して痰などの気道にある異物を排出することが困難になり、防御
肺炎を合併した心不全患者さんに関する看護計画
肺炎を合併した心不全の患者さんに関する看護計画 心不全は心臓のポンプ機能が破綻して循環動体に影響が出ている状態です。それによって体液量が過剰になり、左心不全では肺うっ血となり、さらに悪化すると肺水腫が生じます。呼吸状態が悪化すると肺炎を生じやすくなる可能性があります。今回
家族の録音メッセージがICU入室患者のせん妄を防ぐ
人工呼吸器を装着している集中治療室(ICU)入室患者では、5人中4人にせん妄が生じる。せん妄とは、治療による体への負担が原因で生じる異常な精神状態のことをいい、パニック、動揺、怒りなどの症状が現れる。新たな研究で、ICU入室患者に家族からの録音メッセージを聞かせることで、患
医療法人の病院・診療所で赤字施設の割合が拡大――中医協
2026年度診療報酬改定に向けて、10月29日に開催した中央社会保険医療協議会(中医協)総会では医療機関を取り巻く状況について3回目の議論を行い、医療法人の病院や医科診療所で赤字施設の割合が2023年度から2024年度にかけて増加しているなど、経営状況が悪化していることが厚
網膜の血管から心臓病リスクを予測可能か
「目は心の窓」とよく言われるが、新たな研究によると、目は心臓の健康状態を知るための窓としても機能する可能性があるようだ。新たな研究で、網膜の血管から心臓病のリスクや老化の加速の有無を予測できる可能性のあることが明らかになった。マクマスター大学(カナダ)医学部のMarie P
【公益財団法人 木村看護教育振興財団】2026年度 海外看護研修助成募集のお知らせ
助成の趣旨 本財団は、わが国における看護教育及び看護実践の充実・向上を図るために必要な助成を行うことにより、看護職の育成に寄与することを目的としております。 とりわけ現場に携わる看護職への「ご恩返し」という設立の趣旨を尊重して、臨床看護師への支援を中心に教育助成の機会
【公益財団法人 木村看護教育振興財団】2026年度 看護研究助成募集のお知らせ
助成の趣旨 本財団は、日本国内における看護教育及び看護実践の充実・向上を図るために必要な助成を行うことにより、看護職の育成に寄与することを目的としております。 とりわけ現場に携わる看護職への「ご恩返し」という設立の趣旨を尊重して、臨床看護師への支援を中心に教育助成の機
【公益財団法人 木村看護教育振興財団】2026年度 専門看護師(CNS)奨学金助成募集のお知らせ
助成の趣旨 近年、看護界においては、看護の質的向上を目指して専門分化が進行しており、看護系大学大学院修士課程において、特定の専門分野の卓越した看護実践者の育成を目途に、専門看護師(Certified Nurse Specialist:CNS)教育が推進されております。
低所得者の重い自己負担、年齢によらず応能負担を――高額療養費制度
厚生労働省(以下、厚労省)は10月22日に開催された第5回「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」で、▽高齢化の進展や医療の高度化等により増大する医療費への対応、▽年齢にかかわらない負担能力に応じた負担の実現、▽セーフティネット機能としての高額療養費制度の在り方――の3
どんな量でも飲酒は血圧を高める可能性あり
量に関係なく、飲酒は血圧を上昇させる可能性があるようだ。新たな研究で、たとえわずかであっても飲酒量の増加は血圧の上昇と関連していることが明らかになった。この研究結果を報告した聖路加国際病院の鈴木隆宏氏らは、「飲酒をやめる、または飲酒量を減らすことで血圧が下がり、脳卒中や心疾
第23回 呼吸ケアカンファレンス(第66回 日本呼吸器学会学術講演会)開催のお知らせ
第23回 呼吸ケアカンファレンス(第66回 日本呼吸器学会学術講演会)開催のお知らせ テーマ:明日を共に創る呼吸ケア 開催概要 日程:2026年4月18日(土)・19日(日) 会場:神戸国際会議場 神戸国際会議場 〒65
高血圧ゼロを目指す、循環器疾患予防の最新トレンド!―家庭と地域での取り組みー
2025年10月1日、日本心臓財団主催のメディアワークショップ「高血圧ゼロを目指す、循環器疾患予防の最新トレンド」が開催されました。当日は、帝京大学医学部 衛生学公衆衛生学講座 教授の浅山敬先生より、家庭でできる循環器病予防(一次予防)について、東京脳卒中・心臓病等総合支援センタ
抗菌薬に関連した薬剤耐性(AMR)について知ろう
抗菌薬の使用や薬剤耐性(AMR)についての現状や医療従事者の認識などを国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター AMR臨床リファレンスセンター 情報教育支援室長の藤友結実子先生と特任研究員の佐々木秀悟先生が解説するメディア向けラウンドテーブルが開催されました。ここでは、
帯状疱疹ワクチンは心臓病、認知症、死亡リスクの低減にも有効
帯状疱疹ワクチンは中年や高齢者を厄介な発疹から守るだけではないようだ。新たな研究で、このワクチンは心臓病、認知症、死亡のリスクも低下させる可能性が示された。米ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部の内科医であるAli Dehghani氏らによるこの研究結果は、米国感染症学会
スマホ保険証、汎用カードリーダーの購入台数は約3万台に
厚生労働省(以下、厚労省)は10月16日に開催された第200回「社会保障審議会医療保険部会」で、医療機関などへの購入補助を実施したスマートフォン搭載のマイナ保険証(以下、スマホ保険証)の汎用カードリーダーの購入台数が、10月14日時点で約3万台に上ったことを報告した。