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【ヒヤリ・ハット】Case2 ICUから転室してきた患者が1人で動いて転倒し、留置中の術後ドレーンが抜けた!
日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケ

頭頸部がんにおける栄養素のチカラ ―頭頸部外科医の視点から―
がん患者さんは、抗がん薬治療による体重減少・皮膚障害などの副作用が大きな問題となります。また、放射線療法によっても皮膚障害が現れます。がん治療における体重減少や皮膚障害へ適切に対策することで、患者さんのQOLや治療の継続率が高まり、予後を大きく改善します。 本記事で

第8回【CKD(慢性腎臓病)】透析導入期(ステージ5)の症状と治療
透析導入の際には、患者さんへの精神的支援、セルフケアのサポートなど看護師に求められる役割は多岐にわたります。 ここでは、導入にあたってどのようなケアが必要となるのかを解説します。 スムーズな透析導入のための支援がポイント ステージ5はGFRが15mL

第10回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」⑥「炎症反応」
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と

【第11回ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会】子宮収縮薬を用いた陣痛誘発と陣痛促進の注意点
講師:中井 章人(なかい あきと) 日本医科大学多摩永山病院副院長/女性診療科 産科部長 座長:嶋森 好子(しまもり よしこ) 東京都看護協会 会長 2015年7月20~22日、「第11回ICM*1アジア太平洋地域会議・助産学術集会

第7回 高齢者に対するCKD看護の注意点
CKDはステージごとに進行するため、それに応じた治療やケアを行わなければなりません。 各ステージの特徴・治療を理解し、ケアのポイントを確認していきましょう。今回は高齢者に対する看護について解説します。 加齢による身体の変化や機能低下も踏まえた理解を

第24回 栄養素の代謝ってどういうこと?
糖質や脂質といった栄養素についての知識は看護師にとって基本的なもののはずですが、これらが摂取・吸収されたあとの行方、つまり「代謝」については、一度は生化学で学んだことがあっても、その意義がよくわからず、無味乾燥に感じられた人も多いことでしょう。 今回はブドウ糖を中心

【定期購読プレゼント企画】フォーリーカテーテル適正使用編⑥
日々業務で取り扱ったり目にしたりする薬や医療機器についてのクイズです。 今回のテーマは現場での使用頻度も高い「フォーリーカテーテル」です。 問題 問6 尿道カテーテル挿入時に使用する潤滑剤として、ふさわしいとされているのは次のどれでしょうか?

第6回【CKD(慢性腎臓病)】ステージ別の症状と治療・ケア、食事療法の注意点
CKDはステージごとに進行するため、それに応じた治療やケアを行わなければなりません。 各ステージの特徴・治療を理解し、ケアのポイントを確認していきましょう。 ステージ1・2、3・4の特徴とケアを解説します。 【関連記事】 ■【CKD】透析導入期(ステージ5

第7回 せん妄を見逃さないためには?③うつ病との見分け方
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解

ナース専科2015年11月号『STOP! あぶないケア』
書誌情報 発売 2015年10月10日 版型 A4変形判 ページ数 120 定価 907円+税 ヒヤリ・ハットと地域看護の2大特集! 第1特集では、看護師が遭遇しやすいヒヤ

ナース専科2015年10月号『スキンケアの誤解』
書誌情報 発売 2015年9月11日 版型 A4変形判 ページ数 136 定価 907円+税 皮膚トラブルケアの3大特集! 巻頭特集「スキンケアの誤解」では、病棟の看護師が

第23回 カルシウムはどう調節されている?
カルシウムは、ナトリウムやカリウムに比べれば臨床検査で測定される頻度が少ないですが、一般には最もよく知られているミネラルと言ってよいでしょう。その血中濃度は厳密に調節され、体内でさまざまな生理作用を発揮します。 また、カルシウムには他のミネラルとは異なった特色が数多

【ヒヤリ・ハット】Case1 薬剤の投与経路を間違ってしまった!
日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケ

第22回 電解質―クロール
血清の電解質濃度を調べる際に、Na(ナトリウム)、K(カリウム)とともにセットで測定されるCl(クロール)濃度。皆さんはこのClについて、どれだけのことを知っているでしょうか? 「いつも採血項目に入っているけれど、何のために測っているのかわからない」という人も多いで