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【連載】CKD患者さんのケア

第5回 医療面接のポイント

  • 公開日: 2015/10/12

CKDはステージごとに進行するため、それに応じた治療やケアを行わなければなりません。

各ステージの特徴・治療を理解し、ケアのポイントを確認していきましょう。


医療面接とは?

医療面接は、初診時に医師によって行われるものですが、看護師が情報収集を行うケースも少なくありません。この際、聴き手が一つ一つの情報に関して聴取の理由を考えながら行うことで、それぞれがより意味のあるものになります。

CKDの診療にあたって特に重要となるポイントを踏まえ、入院時のアナムネや日常的な情報収集の際に、CKDのリスクに着目できるようになれば、早期発見につながることもあります。これらのチェック項目はセルフケアの患者指導時にも参考になります。

CKDの診療やセルフケアに必要な情報は、患者さん本人や家族などからできるだけ詳しく、具体的に収集することが大切です。情報が具体的であるほど、その人の病状や生活に合った治療や生活指導が可能になり、CKDの進行やCVD(心血管疾患)に対する予防効果の向上が期待できます。

1 現在または過去の尿所見の異常には最大の注意を

CKD診断には尿所見が欠かせません。現在または過去に異常があるときは要注意です。

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