第1回 がん治療におけるリハビリテーションの現状
- 公開日: 2014/5/16
がんのリハビリテーションとはどんなものをいうのでしょうか。今回は、リハビリテーションの現状について解説します。
国民病といわれる「がん」へのわが国の対策は年々進んでいる
がんは、1981年に脳血管疾患に替わって日本人の死亡原因の1位となって以来、高齢化とともにその患者数増やしてきました。
これを受けて、わが国では、がんを疾病対策上の最重要課題としてとらえ、84年の「対がん10カ年総合戦略」策定から官学一体となった取り組みを進めてきました。
その結果、死亡率は徐々に減少傾向になってきています。
しかし、がんに罹患する人が減少しているわけではなく、むしろ罹患率は増加しています。
つまり、患者数は増えているものの、死亡する人が少なくなっているということです。
参考になった
-
参考にならなかった
-