1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 消化器科
  5. 消化器疾患
  6. 肝疾患
  7. 肝炎
  8. 肝硬変の進行度・重症度はどの数値でわかる?

【連載】検査値Q/A

肝硬変の進行度・重症度はどの数値でわかる?

  • 公開日: 2016/2/5

症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。


Q. 肝硬変の進行度はどの数値でわかる?

A. 肝臓の合成能を中心に血小板数などをチェック

肝硬変は、さまざまな慢性肝疾患の終末像です。肝細胞の壊死と炎症・再生を繰り返し、肝臓が高度に線維化することで、小葉構造と血管系の破壊と再生結節の形成が進み、不可逆的な変化をきたす疾患です。

また、その名のとおり、肝臓が硬くなっているため、血液がスムーズに流入できずに門脈圧が亢進し、食道静脈瘤や直腸静脈瘤を引き起こします。

肝硬変の重症度や予後を知るには、以下の指標をチェックします。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

自己免疫性肝炎の重症度分類

自己免疫性肝炎の重症度分類は何を判断するもの?  自己免疫性肝炎の重症度分類は、自己免疫性肝炎の重症度を臨床所見と臨床検査所見から評価するスケールです。  自己免疫性肝炎は中年以降の女性に発生する頻度が高く、初発症状として倦怠感、黄疸、食思不振などを認めます。適切な治療を

2023/6/23