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【連載】基礎からまなぶ血液ガス

第5回 5つのステップで血液ガスを読んでみよう

  • 公開日: 2014/6/15
  • 更新日: 2020/6/16

血液ガス異常の基本形を理解したところで、血液ガスの読み方をイメージしてみましょう。

血液ガス異常は、混合性酸塩基平衡障害など複雑な病態を示すことも多いので、ここで紹介するように、一歩一歩系統的にアプローチしていくと理解しやすくなります。


▼血液ガスについてまとめて読むならコチラ
血液ガス分析とは?基準値や読み方について

【関連記事】
* アシデミアとアルカレミアって何?
* アシドーシス・アルカローシスとは|症状、原因、phの評価

ステップ1 アシデミアかアルカレミアかを判断する!

 血液pHの基準値は7.40±0.05で、これを超える場合は

 1. アシデミア(酸性に傾いている状態) pH<7.45
 2. アルカレミア(アルカリ性に傾いている状態) pH>7.45 

 と判断します。

ステップ2 pH変化の原因が、HCO3かPaCO2かを検討する!

 血液ガス異常の4つの基本形(呼吸性アシドーシス・呼吸性アルカローシス・代謝性アシドーシス・代謝性アルカローシス)に当てはめて、血液pHが変化した主要因を考えます。

 例えば、

 1. pH 7.32
 2. PaCO2 40Torr
 3. HCO3 14mEq/L

 の場合、PaCO2は正常で、HCO3(基準値24mEq/L)は大きく減少しているため、代謝性アシドーシスと判断できます。

ステップ3 アニオンギャップを計算する

アニオンギャップとは

 血液中には、陰イオン(アニオン)と陽イオン(カチオン)があります。

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