褥瘡予防の第一歩! リスクアセスメント・スケールの使い方
- 公開日: 2014/6/26
褥瘡予防は、まず発生リスクを見極めることから始まります。その際、リスクアセスメント・スケールを用いることで、観察視点を統一でき、経時的にそのリスクを観察・評価することができます。
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リスクアセスメント・スケールを使って統一した視点で観察する
褥瘡リスクをアセスメントするためのスケールにはいくつか種類があるので、患者さんの状況に適したものを選択します。いずれもケアに結びつくような実践的なものになっていて、使用することによる効果が検証されています。
こうしたスケールをうまく利用して、早期から褥瘡の予防に取り組むことが大切です。スケールを使用する場合は、施設内、病棟内で同一のスケールを用い、スタッフ全員が使えるように指導します。
ブレーデンスケールを基本に、ほかのスケールを追加する
代表的なスケールは「ブレーデンスケール」です。これを褥瘡予防プログラムの一部として用いることで、褥瘡の発生率を50~60%低減させることができるといわれています。
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