1. トップ
  2. 看護記事
  3. 注目ピックアップ
  4. 第2回 チューブトラブル低減のためのテープ標準化(ドレーン固定方法)

【連載】看護に役立つチューブ・カテーテルの使い方

第2回 チューブトラブル低減のためのテープ標準化(ドレーン固定方法)

  • 公開日: 2009/4/30
  • # 注目ピックアップ

▼ドレーン(ドレナージ)について、まとめて読むならコチラ
ドレーンとは|ドレーンの種類と管理


チューブトラブル低減のための取組み

 チューブ・カテーテル類のトラブルはインシデント報告の中でも多くを占めています。

 そこで、今回は福岡県北九州市の産業医科大学病院 看護部の福田看護副部長、上中事故防止委員長、深川事故防止副委員長にチューブトラブル低減に向けた取り組みを伺いました。

産業医科大学病院の写真

はじめに

 当院でのインシデント報告の中で、ドレーン・チューブ類トラブルは毎月の報告数の3割前後を占めています。その原因の多くは、不適切な固定法やテープ選択によるものでした。そこで、テープの種類と固定方法を統一することが重要であると考え、テープ固定の標準化に取り組みました。

ドレーン・チューブトラブルの原因

1.テープ選択によるもの

1.基材
 シリコン系やフッ素系樹脂のチューブに対しゴム系粘着剤テープを使用した場合
 ⇒テープがチューブに粘着せずチューブがずれ脱落する。

2.粘着性
 脆弱な皮膚に対し粘着性が強いテープを使用した場合
 ⇒剥離刺激により表皮剥離が起こる。

 脆弱な皮膚に対し粘着性の弱いテープを使用した場合
 ⇒固定力が弱くチューブが脱落する。

3.伸縮性
 可動性のある部位へ伸縮性のないテープを使用した場合
 ⇒皮膚に緊張がかかることにより発赤や緊張性水疱形成が起こる。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

びまん性神経膠腫に20年ぶりの新薬登場

日本セルヴィエ株式会社が、「国内初のIDH1/2遺伝子変異陽性神経膠腫への分子標的薬『ボラニゴⓇ錠』発売―約20年ぶり、びまん性神経膠腫に新たな治療薬が登場―」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、齋藤竜太先生(名古屋大学大学院 医学系研究科脳神経外科学 教授)の講演

2026/6/30