体液についておさらいしよう!
- 公開日: 2014/7/10
患者さんの状態把握を的確に行うためには、水分のIN/OUTを理解しているかどうかがカギになります。まずは、IN/OUTの基本となる「水・電解質」についてみていきましょう。
体液の役割は溶媒・運搬・体温調節
水は生命の維持に欠かせない、人体の最大の構成要素です。人体の水分組成は、年齢や性別で異なります。
一般的に水分含有量は年齢とともに減少します。新生児は80%、小児で70%、成人になると60%(女性は脂肪が多いため55%)とされており、高齢者では50%程度になります(図)。
図 年齢別人体の水分量と体液の構成比
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