就労中のがん患者のさまざな問題
- 公開日: 2014/10/27
働きながらがんの治療を継続する人もいます。そういった人はどんな問題を抱えているのでしょうか。今回は、がん患者さんの就労について解説します。
がん患者を取り巻く就労環境の厳しさ
2010年にCSRプロジェクト(Cancer Survivors Recruiting Project)が実施した「がん患者の就労と家計に関する実態調査」によると、依願退職、解雇、廃業、休職・休暇中など、仕事の継続に何らかの影響を受けた人が、全体の30%に上りました。
また、雇用が継続している場合でも、67%の人は収入が減少。
平均年収減少率は36%となっています。
このように、がん患者を取り巻く就労環境は厳しいといわざるを得ません。
特に、家族のため、あるいは独身で、家計を支える必要がある人にとっては重大な問題です。
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