高齢者に薬物有害作用が起こりやすい理由とは?
- 公開日: 2014/11/13
高齢者に起きる薬物有害作用について解説します。
高齢者に薬物有害作用が起きる理由
薬物療法は、主に若年成人の臨床試験結果をもとに実施されているため、高齢者には薬物有害作用が出現しやすくなります。
具体的には以下の理由が挙げられます。
疾患上の理由
- ● 多剤併用・・・複数の疾患を有するため
- ● 長期服薬・・・慢性疾患を有するため
- ● 誤投薬・・・症状が不定型であるため(例えば、胸痛のない心筋梗塞や呼吸器症状のない肺炎など)
機能上の理由
- ● 過量投与・・・臓器予備力の低下
- ● 誤服用・・・認知機能、視覚・聴覚機能の低下
続いて、「高齢者の薬物有害作用の特徴」について解説します。
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