電解質輸液製剤とは?「電解質輸液製剤」の種類を知っておこう!
- 公開日: 2015/4/13
電解質輸液製剤について解説します。
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3つの輸液製剤
輸液製剤は、目的により大きく以下の3つに分けられます。
- 1.血漿増量剤など・・・循環血液量の保持
- 2.電解質輸液剤、糖質輸液剤など・・・水分・電解質を補って脱水を改善
- 3.高カロリー輸液剤、脂肪乳剤、アミノ酸輸液剤など・・・栄養補給
日常的によく用いられるのは「電解質輸液製剤」です。
人間は水や塩分(電解質)、栄養を摂取し、体液の組成や量を一定に保って体を維持しています。
しかし、大量の出血や嘔吐、下痢などで細胞外液が失われたり、水分や電解質、栄養の経口摂取が難しかったり、不十分である場合、それらを補給するために輸液を用います。
電解質輸液製剤とは?
電解質輸液製剤は、
- ● 細胞外液補充液(等張電解質輸液)
- ● 維持液類(低張電解質輸液)
に分けられます。
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