検査前に絶飲食されていなかった…今後の対策は?
- 公開日: 2015/4/4
療養上の注意点から治療へのインフォームドコンセントまで、看護師が患者さんに何かを伝えなければならない場面は多いもの。
それだけに 「うまく伝えられなかった・・・」という経験も多いことでしょう。
ここでは、ナース専科コミュニティ会員へのアンケートから実際に起こった「伝わらなかったケース」を紹介。どこが問題だったのかを一緒に考えてみます。
今回の相談
患者さんへの検査説明で、ご飯を食べずに来てほしいことを伝えましたが、検査当日に食事をしてきてしまいました。
そのうえ「あの看護師さんに食べてよいと言われた」と主張されてしまいました。どんな説明の仕方をすればよかったでしょうか?
1.検査前になぜ食べてはいけないのか、その理由まで説明する
このような食い違いが起きる場面は、外来に多いと思います。初対面の患者さんが多く、短い時間で必要なことを伝えなければならないためです。
このケースの場合は、患者さんに「ご飯を食べてはいけない」理由まで伝えられていたかが問題となります。
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