【看護師のマナー】第22回 食事、旅館・ホテルのマナー
- 公開日: 2015/10/9
食事のマナー
各お料理の食事の際のマナーをおさらいしましょう。
日本料理
懐石料理は、それぞれが小鉢に盛られているので、一つひとつの小鉢を手に取って、食べましょう。
美しい細工を眺めてから、まずは前菜を。ひとつのお皿に盛られているものなら、左側にある料理から手をつけましょう。
一品ずつ出されるコースの場合、もし途中でおなかがいっぱいになってしまったら、お盆の外に器を出して。
これが「下げてもらう」合図です。
食事の後の使った箸は、そのまま箸置きに置くだけでOKですが、口紅がついていたり、先が汚れているのなら、箸袋に入れましょう。その場合は、箸袋の先を折り、使用したということを示しましょう。
■注意したい箸使い
日本料理で特に注意したいのが、箸使いです。
箸で器を手前に引く「寄せ箸」、どれを食べようかとそれぞれの料理に箸をつける「迷い箸」、なめるように箸に口をつける「ねぶり箸」、料理を突き刺す「刺し箸」など。
器の上に箸を置く「渡し箸」もタブーとされているので、必ず箸置きに置いて。箸置きがない場合は、箸袋を折って、その上に置きましょう。