1. トップ
  2. 看護記事
  3. ニュース
  4. 厚生行政ニュース
  5. [医薬品] 高血圧症治療薬を自主回収、発がん性物質の検出で 東京都

【連載】MC+(厚生行政ニュース)

[医薬品] 高血圧症治療薬を自主回収、発がん性物質の検出で 東京都

  • 公開日: 2019/2/13

 ファイザーは2月8日、同社が製造販売する高血圧症治療薬「アムバロ配合錠『ファイザー』」(一般名:バルサルタン/アムロジピンベシル酸塩配合錠)について、自主回収を開始した。東京都が同日、発表した。海外で製造された原薬から発がん性が疑われる物質が検出されたため。回収分類は、重篤な健康被害または死亡の原因となる可能性がある「クラスI」。現在までのところ、国内外で重篤な健康被害が発生したとの報告はないという。

 回収対象は、2018年12月3日から19年1月23日までに出荷された76万3,820錠で、卸74施設、医療機関(薬局含む)2,501施設に納入されている。ロット番号は、▽100錠(PTP)/X66074、AF1679▽140錠(PTP)/X66073▽700錠(PTP)/X66072▽500錠(バラ)/X62678。

(厚生政策情報センター)

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

[医療提供体制] 待てない手術「分散化を」 社保審医療部会で神野委員

 厚生労働省は15日、新たな地域医療構想に関するこれまでの検討状況を社会保障審議会・医療部会に報告した。それを受けて全日本病院協会副会長の神野正博委員は「待てない手術」を行う医療機能は、地域の中で「分散化」を進めるべきだと主張した。 15日の医療部会では厚労省からの報告を受けて委

2024/11/21