1. トップ
  2. 看護記事
  3. 看護管理
  4. 看護管理・教育
  5. ナレッジマネジメント
  6. 問題解決に役立つ頭のなかの整理術

【連載】楽しく身につく問題解決型思考

問題解決に役立つ頭のなかの整理術

  • 公開日: 2020/3/31

目次

※「●業務をMECEに整理する」以下の閲覧はログイン(登録無料)が必要です。


1.MECEミーシー

 頭のなかにあるものを整理したり伝えしたりする場面で、図7にあげたような経験はありませんか?

図7:頭のなかの整理状況チェック
図7:頭のなかの整理状況チェック
 
 このようなことが起きるのは、ものごとを分けて整理できず、頭の中がごちゃごちゃした状態になっていることが原因です。
 
 では、どのように整理すれば、スッキリするのでしょうか。考え方としては、ものごとをモレやダブりがないように整理することです。そのような整理の仕方をMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)といいます(図8)。
 
図8:MECEの概念
図8:MECEの概念
 

●モレやダブリをなくす

 MECEを事例で見てみましょう(図9)。例えば、「小遣いの使い道には、食事をする、服を買うというのがあります」と述べたら、当然ながらほかにもあると指摘されます。モレがあるので納得感がなく、聞いた人は違和感をもちます。
 
図9:MECEの例
図9:MECEの例
 
 人間を男と女と老人に分けた場合はどうでしょうか。これも違和感があります。老人には男も女もいるので、ダブりがあるからです。では、酒をワインと高価格品と日本酒に分けた場合はどうでしょうか。この分け方では、酒全体に対してモレもダブりもあるので、やはり違和感があります。このように、全体集合に対してモレやダブりがあると、納得感が得られず、論理が破綻してしまうのです。
 
 一方、物質を気体、液体、固体に分けた場合には、モレもダブりもなく、納得感があります。想像してみてください。机の引き出しを整理したいとき、引き出しに入れるもの全部について、どれをどこに入れるか、モレなくダブりなく決まっていればスッキリ片づきます。相手に何かを説明するときも、全体をモレなくダブりなく説明できていれば、説得力がアップするのです。
 

●業務をMECEに整理する

>> 続きを読む

新着

問題解決に必要な2つの思考|問題解決型思考をマスターしよう!

ul.section-nav{display:none;} 現場で問題が発生したとき、知識や経験、勘だけに頼らず、データなどのファクトに基づいて論理的に考え、問題の本質を見極めて解決していく思考とスキルが求められます。そこで、問題を解決していくうえで身につけておきたい、もの

2020/3/24