[医療安全] 19年7月は事故報告32件、調査依頼1件 医療事故現況報告
- 公開日: 2019/8/19
日本医療安全調査機構が8月9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告(7月)」によると、医療事故報告は32件あったことがわかった。センター調査依頼は1件。
医療事故報告の内訳は、病院29件、診療所3件。診療科別では、外科7件、整形外科5件、脳神経外科4件、内科3件、心臓血管外科2件、循環器内科、泌尿器科、小児科各1件、その他8件だった。
センターへの相談件数は171件(累計7,440件)。内訳は、医療機関71件、遺族など95件、その他・不明5件だった。相談内容による集計では183件(複数計上)あり、医療事故報告の判断関連98件、手続き関連40件、院内調査関連22件、センター調査関連7件、再発防止2件、その他14件。遺族などの求めに応じて、センターが相談内容を医療機関へ伝達したのは4件(累計89件)となった。
センター調査の依頼は遺族から1件あった。調査報告書の交付は1件(累計22件)だった。
(厚生政策情報センター)
参考になった
-
参考にならなかった
-
カテゴリの新着記事

[医療提供体制] 院内の事例報告・学習システムの在り方で議論開始 厚労省
厚生労働省は6月27日、「医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会」の初会合を開き、施策全般の課題を整理するとともに、各医療機関内での事例報告・学習システムの在り方などについて検討を進める考えを示した。意見交換では、特定機能病院を中心に進んだ医療事故などの事例報告と学習システム
2025/7/4
-
-
- [医療提供体制] 地域医療構想の重点支援、3区域を追加選定 厚労省
-
-
-
- [医療提供体制] 病床数適正化支援事業、対象約4千床で配分額は約168.6億円
-
-
-
- [医療提供体制] かかりつけ医機能、ガイドラインやQ&Aを公表 厚労省
-
-
-
- [救急医療] 25年6月23日-6月29日の熱中症による救急搬送は4,665人
-