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[インフル] インフルエンザ、首都圏4都県で患者増

  • 公開日: 2019/9/9

 首都圏でインフルエンザの患者報告数が増えている。

8月26日から9月1日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、東京や埼玉などの4都県で前週と比べて軒並み増加。
一部の保健所管内では「流行開始」の目安を上回っている。
 4都県の感染症発生動向調査の週報によると、この週の定点医療機関当たりの患者報告数は、埼玉県で前週比約5.3倍の0.42人、千葉県で約3倍の0.3人、東京都で約1.9倍の0.25人、神奈川県で約1.7倍の0.17人となった。
 埼玉県は「インフルエンザの定点当たり報告数は地域差がみられ、保健所別では川口市、越谷市保健所管内からの報告が多い」としている。
同県の患者報告数を年齢別で見ると、7歳未満が全体の6割超を占めている。
 患者の増加に伴い、流行開始の目安を上回る保健所管内が出てきた。
東京都は中央区(1.6人)と北区(1.27人)、埼玉県は川口市(3.35人)と越谷市(1.31人)、千葉県は松戸(1.28人)と野田(1.14人)の保健所管内で目安の1.0人を超えている。

(厚生政策情報センター)

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