【書籍紹介】ケアプランが変わる! 在宅介護が変わる! 床ずれ予防プログラムー床ずれ危険度チェック表®を活かすー
- 公開日: 2023/5/6
ケアマネジャーを対象とした褥瘡リスクアセスメントスケールとして「床ずれ危険度チェック表®」が開発されました。このスケールは、日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会、アルケア株式会社の共同研究により在宅での信頼性と妥当性が検証されています。
このスケールは、以下の8つの項目から褥瘡のリスクをアセスメントしていきます。
・寝返りがうてるか
・痩せて骨ばっているか
・足や腕の関節を伸ばすことができるか
・食事量(回数)が減っていないか
・体が汗で湿っていることがあるか
・おむつを常時使用しているか
・足がむくんでいないか
・ギャッチアップ機能を使って体を起こしているか
実際に、上記の8項目をどう判断すればよいかを助けるための書籍が本書になります。まずはツールの説明、その後に8項目がなぜ褥瘡のリスクとなるのかを詳しく解説していて、1冊を通して読むことで、褥瘡のリスクについてよくわかる内容となっています。
本書は、カラーで写真も豊富。訪問看護師はケアマネジャーとの連携は必須です。患者さんの状態を客観的に共有するためには、こういったツールの活用が有効なのではないでしょうか。
ケアプランが変わる! 在宅介護が変わる!
床ずれ予防プログラムー床ずれ危険度チェック表®を活かすー
編集 日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会
定価 800円+税
ページ数 57ページ
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