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在宅での膀胱留置カテーテルの取り扱いと注意点について知ろう!
膀胱留置カテーテルの適応 膀胱留置カテーテルの適応には、 ①膀胱容量が50mL以下②残尿100mL以上を認める尿閉③失禁による皮膚炎や褥瘡の悪化の予防 があります。また、本来の適応ではないが、主に介護的理由によって止むを得ず膀胱留置カテーテルを使用する場合もあ

CASE13 内服管理を通して見えた他職種連携の大切さ
困難事例13 リウマチによる炎症で内服管理が難しい独居男性のケース 80歳男性、Aさん、独居。 リウマチによる炎症が強く、自宅内では介助がなければほとんど歩けない状態である。日中はリビングの椅子に座って1日を過ごしている。 訪問開始当初は、本人の管理により自己内

訪問看護への一歩を踏み出そう! 病棟看護(キュア)と訪問看護(ケア)の違いを知ろう!
ナース専科とLife On Vital Element株式会社(以下LE社)は2017年2月12日、「病棟看護(キュア)と訪問看護(ケア)の違いを知ろう!」と題した訪問看護入門セミナーを共催しました。首都圏を中心に多くの訪問看護リハビリステーションを展開するLE社

輸液はなぜ必要?―輸液の種類(1~3号液・TPNほか)
輸液の目的 輸液は、「体液管理」「栄養補給」「ルート確保」「病態治療」などを目的に使用します。 体の水分や電解質は、呼吸や汗、尿、便などから日々失われます。体の水分や電解質のバランスを維持するためには、食べ物や飲み物から補給しなければなりません。 しかし

【気管切開患者の吸引】吸引を行う必要性とタイミング
吸引を行う前に、その患者さんに吸引が必要かどうかを評価することが大切です。今回は、気管切開患者さんの吸引の必要性をどう評価していくかを解説します。 ▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 吸引の必要性はどう評

<練習問題編⑩>心電図を判読してみよう
問題 モニター心電図計のアラームが聞こえたので見てみると、以下のような波形でした。あなたはこの心電図をどのように判断し、どのような行動をとりますか? 答え 心室細動の波形。この心電図をみたら、瞬間的にBLSが必要な心電図である

ゴーシェ病とは? ゴーシェ病の診断と治療
ゴーシェ病とはどんな疾患? 細胞には不要になった物質を分解するライソゾームという細胞内小器官があります。ライソゾームではさまざまな酵素が働いていますが、その酵素をつくる遺伝子に変異が起こり、酵素の働きが悪くなると、本来分解される物質が細胞内に過剰にたまり、細胞の働き

【呼吸状態の評価】緊急入院してきた痰の多い患者さん
呼吸状態の評価の仕方は、患者さんの症状や疾患などにより、みるべきポイントやケアの仕方も異なります。呼吸状態を評価する際は、基本となるフィジカルアセスメント、バイタルサイン、検査データを確認するだけではなく、得られた情報を組み合わせて評価し、呼吸状態にあったケアを提供す

国際NGOジャパンハートが国際緊急救援活動の登録研修説明会を開催
4/14東京・4/15大阪 「被災者の力になりたい...」あなたのその想いがカタチになる。~ ジャパンハートの【国際緊急救援ボランティア】登録制度~ ジャパンハートでは、国内海外で災害が発生した場合に医療チームを派遣する国際緊急救援活動(iER)を行っています。

パルスオキシメーターによる動脈血酸素飽和度(SpO2)とは
▼サチュレーション(SpO2)について、まとめて読むならコチラ サチュレーション(SpO2)とは?基準値・意味は?低下の原因と対応 動脈血酸素飽和度とは 酸素化の指標に一つに、動脈血酸素飽和度があります。動脈血酸素飽和度は、動脈血中の総ヘモ

心不全患者さんの浮腫(むくみ)をアセスメント
▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ 心不全の看護|原因、種類、診断、治療 ▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア どんな訴え・症状なの? ●足背など下肢のむくみ ●身体のだるさなどは感じるも

手術室看護とは? 手術室看護師に必要なこと
手術室看護師の役割とは 周術期とは「患者が手術療法を選択するか否かに関する看護から、手術前・手術中・手術後を経て退院するまでの一連のプロセスに関わる看護(引用・参考文献1)」とされ、その上で「看護師は健康上の問題をもった人々が心身ともに自立できることを支援する

第13回<読み方・対応編⑪>洞不全症候群(SSS)
第3回目で洞性頻脈という不整脈を勉強しましたね。 これから勉強する洞不全症候群も「洞性」という言葉が含まれていますよね。「洞」=洞房結節なので、洞房結節が不全、つまりうまく働いていない疾患群という意味です。もっとかっこよく言うと、「洞不全症候群とは、洞房結節における

CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース
CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース 今回は、以前ご紹介した「困難事例7のAさん」のその後をお伝えします。 ケースの振り返りとその後 50歳男性。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺があ

【動画】第9回 呼吸介助手技ー介助ハッフィング(重度障害児者のケース)
主気管支まで痰が上がってきたら、介助でハッフィングを促すと、吸引しやすい位置まで痰を上げることができます。 ハッフィングのポイント 1 上葉にある含気を使って、下気道を上がってきた分泌物を上気道へ誘導する 2 呼気がはじまる瞬間か、もしくは呼気がはじ