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第5回 SCUに入院中の患者さんの麻痺のアセスメント、どうする?
今回からは、意識状態が悪い人のアセスメントについてです。この事例から、フィジカルアセスメントとはどういうことなのかを考えていきます。 事例 [Yさんから提供された事例] SCUに入院中の患者さん。麻痺の有無と程度のアセスメント、どうする? SCU
インスリンは劇薬! 病棟で使用する際の5つの注意点
インスリンは劇薬ですので、マニュアル通りにしっかりと管理する必要があります。今回は、特に気をつけるべき5つのポイントを紹介します。 注意点1 ダブルチェックで、投与量を読み間違えない インスリンの投与で最も重要なのは、正確な量を投与することです。
【状態別】がん患者さんがリハビリを行う場合の注意点
がん患者さんがリハビリを行う場合の注意点を状態や症状ごとに紹介します。 開胸・開腹術後 術後には、手術によって血管透過性が亢進して血管外に浸出していた水分が血管内に戻るという現象(リフィリング現象)が起こることがあります。 これによって心房に負荷
【問題10】500m×3本を、24時間 成人用ルートで投与する時、3秒間の滴下数は?
問題 成人用ルートを使用して、●●輸液500m×3本を、24時間で投与する指示を受けました。 3秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです。 解答 約1滴 解説 成人用ルートは1m
最新治療薬ガイド【インスリン製剤】
表 インスリン製剤 インスリン製剤の作用のしくみ インスリンは、膵β細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種で、血糖値の恒常性維持に重要です。人間は、基礎代謝をまかなうために、肝臓から一定量のブドウ糖が供給されています。 そして、この供給
最新治療薬ガイド【DPP-4阻害薬】
表 DPP-4阻害薬 DPP-4阻害薬の作用のしくみ DPP-4(ペプチジルペプチターゼ-4)」は、インクレチンを分解・不活性化させる酵素。インクレチンは、腎臓、肝臓、腸、リンパ球、血管内皮細胞など多くの組織に広く発現し、食後の高血糖のときにの
最終回「下痢、食欲減退・疲労、発声障害」をマスターしよう
下痢、食欲減退・疲労、発声障害などの症状は、スチバーガ®でよくみられる副作用ですので、対処法も含めてきちんと患者さんに指導しておくことが大切です。最終回の今回は、これらの副作用の患者さんへの指導のポイントを確認しましょう。 下痢 下痢はスチバー
輸液管理で見逃しちゃいけないポイントは?
輸液の投与中、看護師はどこに気を付けて観察をすればよいのでしょうか。具体的なポイントを挙げて、見極めが必要な項目や注意点などについて解説していきます。 ここをみる! IN/OUTのバランスと身体所見 輸液管理で大切なことは、補給されている量が適切で、体
第8回 ナースが知っておきたい添付文書ナナメ読み(その1)
医薬品添付文書は医薬品情報の宝庫です。すべてに目を通すのは大変ですが、ポイントを押さえた添付文書の読み方をマスターすることで、薬を安全に、適正に使用する方法を確認しましょう。 与薬のプロセスごとに必要な情報を確認 医薬品に関する基本的情報が掲載されてい
最新治療薬ガイド【チアゾリジン薬】
表 チアゾリジン薬 チアゾリジン薬の作用のしくみ チアゾリジン薬は、脂肪細胞の分化を促し、筋肉や脂肪などの末梢組織における糖の取り込みを促進します。さらに、肝臓での糖新生を抑制し、インスリン抵抗性の改善を介して血糖降下作用を発揮します。そのため
【看護倫理・事例】第8回<解決編>マンパワー不足により発生した看護師のジレンマ
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 第7回で紹介したケース【マンパワー不足によるジレンマ】について、フライの原則をもとに5つのポイントを確認しながら、解決策を考えてみましょう。 5つの
最新治療薬ガイド【ビグアナイド薬】
表 ビグアナイド薬 ビグアナイド薬の作用のしくみ ビグアナイド薬は、おもに肝臓に作用して糖新生を抑え、筋肉や脂肪細胞など末梢組織でのインスリン感受性を改善します。また、消化管からの糖の吸収を抑制し、膵β細胞を介さずに血糖を降下させます。
特定看護師、あなたは賛成?反対?特定看護師の定義
目にすることが増えてきた、特定看護師。今回は、どんな背景で登場したのかを解説します。 (この記事はナース専科マガジン2012年4月号を改変利用しています。) 「特定看護師(仮称)」が登場した背景 背景となっているのは、09年以前から社会的な問題と
【問題9】抗生剤と生食50mlを、成人用ルート 60分間で投与する時、30秒間の滴下数は?
問題 成人用ルートを使用して、●●抗生剤を、50ml生理食塩水で溶解して、60分間で投与する指示を受けました。 30秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです。 解答 約8滴 解説
第8回 血ガスを分析!【糖尿病性ケトアシドーシスの場合】
血液ガス分析で得られた検査結果からは何を読み取れるのでしょうか。病態別の事例をもとに解説します。 事例 突然、意識消失となって救急搬送された40歳代男性 バイタルサイン 体温37.1℃ 血圧132/72mmHg 脈拍110回/